大友良英+飴屋法水たちの展示「Smile」オープンしました
新潟万代島旧水揚げ場を会場とした大友良英+飴屋法水たちの展示「Smile」7月14日オープンしました。新潟滞在1ヶ月、とにかく作品に向き合いました。わたしに関しては新作の展示としては、震災後これが初になります。飴屋さんの仕事は本当にものすごく、そして素晴らしく(そんな素朴な言葉しか出て来ない)わたしがどこまで対峙できたか、でもやるだけのことはやりました。
飴屋さんやわたしだけでなく、本当に沢山の人が関わって作られた作品です。わたしが把握している音や電源、電線に関する部分だけでも、プログラムの松本昭彦、音響のSachiko M、技術の平林慎、西谷充史、藤谷治季、羽渕徹、長谷川ヒヨコ、樋口勇輝、能勢山陽生、円秀、笠原香織、狩谷新治、山口創司、入江拓也、大友静致他多数の人たちが制作に関わりました。機材提供で毛利悠子、フォステクス、須藤和也ほか、そして膨大な長さのケーブルや廃材を提供してくれただけではなく設営を手伝いに来てくれた品田産業の品田さん、家の移築をはじめとした膨大な量の壮大な数のオブジェ(と言っていいのかどうかもわかりませんが)の部分でわたしが把握しているだけでも建築家の本間義章、大工の田中さん、しいちゃん、でばちゃん、コロちゃん、くるみちゃん、ゴウくん、高橋くん、仲原達彦、ほかにも沢山の方たちが制作に関わってました。氏名抜けてしまってる人いたらごめんなさい。それから音源や映像の提供でYCAM、木村友紀、平川紀道、アクセル・ドナー、マーティン・ブランドルマイヤーにもお世話にもなりました。デレクターは水戸芸術館の学芸員でもある竹久侑。
オープン後は12月24日までの間、水と土の芸術祭のスタッフのみなさんが展示を起動させ、運営管理してくれると同時に、地元の円秀さんや笠原さん、能勢山さんが定期的に具合を見に来てくれることになりました。本当にありがたいです。そうやってみんなの愛情でささえられている作品でもあります。
飴屋さんたちは、まだ数日は新潟に残って、すこしづつ改変を続けています。
今はまだ多くのことは書けないくらいの状態ですが、時間とともに、すこしづつなにか書いて行くかもしれません。
音については、なんらかの発音をするものだけで50以上のものがありますが、でも、そんなことはあまり気にせずに、展示会場に来ていただければ幸いです。
会期は12月24日まで。詳細は水と土の芸術祭のサイトを参照ください。
会場に来るときは、もし余裕があれば使い古した靴や、いらなくなった小さな家電を持って来て、会場に置いていっていただけるとうれしです。これについても詳細はサイトのほうを参照ください。
http://www.mizu-tsuchi.jp/