おっと、気付いたら40代最後の1年に突入だ

otomojamjam2008-08-01

マルセイユFENのあとは、東京に2泊してほぼ不眠で作曲録音ののち、京都のギャラリーテラで菅野今竹生と対談ライブ。そのまま翌日には山口のYCAM高嶺格さんと合流。8月23日オープン予定の新作展示「orchestras」の作業がスタート。2週間ぶりのYCAM。もう、もどってこれただけでうれしい。オレ、ここで強力なスタッフやテクニシャンたちと作業できるの、本当に幸せなのだ。夜は連日山口駅前通りのカフェ「マングローブ」へ。憩いの時間。今回の作品も第一期の作品に負けず劣らず、ものすごい作品になりそう。ちなみに、2期オープンの23日には、1期から始まった「without records」や「filaments」もかなり手を加えver2になっていますのでお楽しみに。
で、東京に1日だけもどってアテネフランセ岸野雄一さんと映画音楽についての対談をして、その足で成田に向かい、成田空港では、9月に河出書房から出る予定の本の校正打ち合わせをやって、そのままミュンヘン経由のルフトハンザでポルトガルリスボンへ。例によって、飛行機の中が一番寝れました。



リスボンでは、こっちの時間で明日8月1日にONJOの公演があるのだ。昨夜現地で欧州のメンバーとも合流。本当に久しぶりの、ファーストアルバムのレコーディング以来のフルメンバーによるONJO。今日はリハーサルの後、みなで少々高めのレストランでがっつりポルトガル料理の夕食を。うまかった〜。
食後には、どういうわけかメンバーみなが気をきかせてくれて1日はやいけど、まあ日本時間でってことで、ポルトガルの伝統的なバースデーケーキが。予想もしてなかった事態に、ちょっとびっくり。おかげで40代最後の1年、素敵なスタートが切れました。みんな、ありがとう。49歳かあ。そりゃ毛もうすくなるわな。
ここんとこオーバーワークというか、もう本当にスケジュール限界にきていて、このあたり、本当にどうにかしないと大袈裟でもなんでもなく命にかかわるような気がしている。まだまだ生きて健康な体でしっかりいい仕事したいもんなあ。次の10年にやること射程にいれつつ、この1年で、50代に自分がなにをすべきか、真剣に考えていかねば。



JAZZ EM AGOSTO 2008 @ Lisbon
http://www.musica.gulbenkian.pt/jazz/
Friday, 1 Aug 2008, 21:30 - Anfiteatro ao Ar Livre
ONJO(Otomo Yoshihide New Jazz Orchestra)
Otomo Yoshihide (conductor, guitar), Kahimi Karie (voice), Mats Gustafsson (b sax ), Sachiko M (sinewaves), Kumiko Takara (vibraphone), Hiroaki Mizutani (bass), Yasuhiro Yoshigaki (drums, trumpet), Axel Dörner (trumpet), Masahiko Okura (alto sax, bass clarinet, carrillon), Taisei Aoki (trombone), Cor Fuhler (piano), Ko Ishikawa (sho), Taku Unami (objects), Yoshiaki Kondoh (sound engineer)