フェス、いよいよファイナルーー人がシャッフルしてるぞーーー

otomojamjam2012-08-25

フェス7日目は広島、横川シネマ二階堂和美さんが主催する堂脈vol.7に。福島から広島に移り住んだ人が持って来てくれた旗が会場を埋め尽くす中、漫画家の西島大介ドラびでお一楽儀光や蓮沼執太をはじめたくさんの人がかけつけてくれて、ものすごい熱気。15日に福島でのオープニングに参加してくれた人が多数いたり、栃木から広島に移り住んだ人がカフェをやっていたりと、まるで小さな祭りのよう。オーケストラFUKSUHIMA!の広島版、オーケストラHIROSHIMA!も最高でした。なんだかものすごく幸せな時間。


6日目には島根県松江でフェスをやってくれた浜田真理子さんが、今度は福島に来てくれて8日目には郡山でわたしとDUOコンサートを。ここにも、福島だけじゃなく、東京や仙台、島根からもお客さんがきてくれて嬉しかったなあ。


翌日8日目は山形に行って、ここにある映画館フォーラム山形でドキュメンタリー「プロジェクトFUKUSHIMA!」の上映ののち、藤井光監督、中崎透、アサノコウタと座談会、そしてわたしのソロライブ。これも素敵なイベントでした。じっくりと山形の人たちと話が出来たのが一番の収穫。


このあたりでオレ、お腹こわして、どうにもだるくなって、疲労のピーク。
でもめげずに、フェス9日目は、東京は両国に出来たあたらしいスペース「RRR」で、みきこちゃん、そして遠藤ミチロウさんと郡山のKOCOラジでやってる番組「大友良英とみきこのココココ60分」の公開収録。いや〜〜めっちゃ面白い番組がとれました。内容は聞いてのお楽しみ。その後は「呑み語り」という名のオープン打ち上げ。



そして翌10日目は札幌に飛んで「ポロジェクトFUKSUHIMA!」。昼間はさっぽろ郊外にある「やぎや」の裏山でオーケストラFUKSUHIMA!の札幌版「市民オーケストラ」(すごい名前だ)、これがとってものどかで最高に楽しかった。なんかずっと旗もった子供や大人たちがわいわいやってて、天国みたいな場所でした。
夕方は閉鎖されたトンネルを使ってギターソロ。ものすごい音隗。そして夜は市内に出てPROVOでライブ+主催の安斎伸也とのトーク。福島の果樹農家だった安斎さんは、原発事故後札幌に移り住んで、今はカフェを作って移住先で生活していくことを考えている人で、そんな大変な状況にある人が、この企画を札幌で出来た沢山の仲間たちとやっていて、おまけにそんな中に、オレが前から知ってる人や友人もいたりして、安斎さんだけじゃないけど、こうやって事故がきっかけで、それまで予想もしてなかった移動が起こって、で、移動さきで、それぞれのあたらしい人間関係を築いているのを見るのは、なんだか嬉しいもんで、そんなことを噛み締めた夜でした。みんな頑張れ!



なんだか人がシャッフルしてるのかも。
ここ数十年、日本にはなかった形でシャッフルが起こってるのかも。
ミュージシャンはいつもシャッフルしてるような人生だけど、
でも
今までだったら、決してシャッフルしないような人も
災害があったりしたときには、シャッフルせざるをえないときもあるわけで、
どうせシャッフルせなあかんなら、たのしくせな。
でもって、とどまって生活をしてく人も、どうせ生きてくなら楽しくせな。
なんてことを
疲労困憊の頭と、下痢の腹をかかえながら
ぼや〜〜んと移動中に考えておりました。




フェスもあち2日、25日の今日はノイズ電車にノイズ温泉。飯坂温泉がノイズタウンになります! 昨年はもっと一般に人にわかりやすく・・・って意見、沢山でたんで、とってもわかりやすくしてみました。「ノイズ電車」・・・めっちゃ、わかりやすい名前でしょ。




あ、大友もNHKばっか出て、ノイズとかやらなくなったら終わりだとか言ってるあなた! あなたこそNHKしか見てない証拠じゃん。オレ、前と変わらず、ずっとこういうこともやり続けてるわけで。いろんなことをやってると、結局は、見た人が、自分のベクトルでしかみないから、要は、その人の見方でオレがどうにでも見えるってことなんかな。ま、安易に人のこと終わりとか、言わんように。付け加えると、NHKだろうがノイズ温泉だとうが、オレはいつも本気です。そこがわからん奴は・・・お、いかんいかん、説教親父みたいになってもうた。




え〜〜、もとい。
で、ラスト、ファイナルイベント、26日福島市の四季の里の「マッシュルームレクイエム」。ついに情報公開です。詳しくは
http://www.pj-fukushima.jp/jp/
ここを見てください。


最強にゆるくて、でも最高にミニマルで、でもって最高のレクイエムを、この日、みんなと一緒につくります。楽器もって集まってください。楽器ない人は、なんでもいいです、音出るもの持ってあつまってください。それもない人は、会場で旗配るので、旗をふってくれてもOKです。ミチロウさんや和合さんはもちろん、坂本教授、ユザーン、勝井佑二、二階堂和美テニスコーツ、遠藤一郎、千住フライングオーケストラ、ほかにも沢山の人がかけつけて、一緒にレクイエムの演奏をします。
当日3時前に集まってもらえればOK。マッシュルームレクイエムの本番は6時から7時くらいだけど、イベントそのものは4時過ぎからなにがおこるか分からない感じで、ゆるゆるとはじまります。会場に来た人は演奏参加ももちろんだけど、設営も片付けも一緒にやってくれるとうれしいなあ。もちろん入場は無料。


マッシュルームレクイエムはDOMMUNE FUKUSHIMA!でリアルタイム配信するうえ、その様子はサントリーホールでやってるジョンケージ生誕100年記念コンサート「ミュージサーカス」と結んで、サントリーホール側では鈴木広志の仕切りで同時演奏、相互に音を送りあいながら共演します。
そのうえ、未確認情報では、大阪ではピカ☆がドラマーを沢山あつめて、さらにこのユーストを流しなら同時演奏予定。みなもばんばんユースト流して、勝手に同時演奏して、勝手にどんどんアップしてくれてOKです。もうみんな、こまいこと言わんからどんどん勝手にやってや〜。




四季の里、福島駅から結構距離あります。タクシーだと4000円弱くらい。バスもあるけど本数ないので要注意。とにかく自力でたどりついて、帰りは、みなで声かけあって、車の人は乗り合いしてくれるとうれしいなあ。
イベントは7時過ぎには終わるんで、首都圏からの日帰りも充分可能です。



あ、なんか長いブログ書いてたら、体がくらくらしてきた。あと2日、まけないぞ〜



そうそう旗拡散の様子、このサイトで見れます。すごいことになってて涙が出そうになるくらいうれしいです。
スマートフォンでどんどん旗の写真アップしてくださいね。
http://www.pj-fukushima.jp/festival/flag.php





旗、拡散の様子、現時点でもっともっと広がってます。




友人の西やんが神戸にもって行った旗、