着々と

otomojamjam2005-09-30

作業すすんでます。 今日は江藤さんとストリングスの打ち合わせ。こっちの作業がおそくなってかなり迷惑をかけてしまった。ごめんなさい。


いつも曲をつくったり演奏したりしているときに思うのは、自分は何かを表現しているというよりは、なにか淡々と作業をしてる・・・という実感の方が強いってこと。わたしは、この「作業をしている」という実感が、結構好きです。
アームを置く、スイッチを入れる、弦をはじく、譜面を書く・・・こういう作業。
音を出す、チェックする、録音する、聴く・・・といった作業の流れ。
映画やテレビの音楽を作るときは、こういった「作業」をしていたんだってことを一番強く感じるときです。


明日から録音。


実際のサントラの録音は、和気あいあいとしつつも、仕事量の多い嵐のような現場です。
今回は2日間で55テイク。別テイクなんかを考えると少なくとも60〜70テイクの音楽を録音することになります。作業の流れ(段取り)を事前に綿密に組んでおかないと絶対に終われない量。作曲や編曲、そして事前の段取りも含め、こんな作業をすることそのものが好きだからこそ、映画の世界に長くいることになったのかもしれません。