続 告知でーす

otomojamjam2006-08-14

さらに告知をいくつか。



来月になりますが、フリージャズ第一世代でフランス在住のトランペッター沖至さんとの共演があります。昨年やった沖さんのとDUOライブのミックスもちょうど終わったところで、年内にはCDもでるかと思います。

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9月11日(月)新宿ピットイン
大友良英プロデュース沖至」
沖至(tp,flh,etc.)大友良英(g,etc.)半野田拓(g,etc.)外山明(ds,etc.)
開場7:30開演8:00
料金3,500円(1ドリンク付)

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それから先月エンケンさんを見た吉祥寺のお風呂屋さん弁天湯で、急遽ギターソロをやることになりました。
せっかくの機会ですので、今年にはいり一緒にアルバムをつくっていたカヒミ・カリィさんと、Sachiko Mさんをゲストに迎えて、3人のセットも予定しています。風呂屋さん独特の響きの中で富士山をバックに、完全アコースティックから、エレクトリックなものまで、歌モノからノイジーなものまで、いろいろなことが出来るぞ・・・と今から楽しみにしています。人気企画ですのでチケットのほうお早めに。


風呂ロックアンコール②★
■出演■ 大友 良英ギターソロ ゲスト カヒミ・カリィ(vo) Sachiko M(sine wave)
■日時■ 9月21日(木)開場/17時30分 開演/19時
■会場■ 弁天湯 (東京都武蔵野市吉祥寺本町2-27-13)
■料金■ 350 0円(1ドリンク付)
*詳細* 
○弁天湯への直接のお問合せはお断りさせていただいております。
○開場〜開演前、風呂ロック過去の記録を展示します。
○お席には限りがございます。お早めにお買い求め下さい。
風呂ロックサイト≫http://ip.tosp.co.jp/i.asp?i=furorock
【問合せ】furorock_info@yahoo.co.jp 08066148472 担当:岡

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あとは今月、非常に硬派な座談会が予定されています。企画者のひとり杉本拓の文章もそえておきます。


三太座談会
8/27(日)
15:30開場 16:00開演
予約:2000円 当日:2200円(1ドリンク付き)
キッド・アイラック・アート・ホール


参加者:
杉本拓
角田俊也
吉村光弘
大友良英(ゲスト)
大谷能生(司会・進行)


もともと私には、音楽について何かを書こうとか、ましてやそれについて真面目な批評を試みようなんて気はあまり ありませんでした。
ところが所謂実験音楽の世界で、コンピューターや録音メディアの再生が即興演奏の現場に持ち 込まれるようになり、
フィ−ルド・レコーデイングといったジャンルが定着しはじめ、又、無音を扱う音楽が増える ような状況が生まれて来ました。
ここには、演奏するとはどういうことなのか、音楽を聴くとはどういうことなのか、といった音に対する根本的な疑問が投げかけられているような気がしてなりません。
にもかかわらず、こういった問題に積極的に関わっていくような批評がほとんどないということが私の不満でした。
これが、私が関わっているような音楽について何かを書こう、と真剣に思い始めた動機です。
さてどうしたもんかと考えていた頃、吉村光弘さんは私の音楽についての真面目な論考を小冊子にしてライブ会場で配っていました。
なるほど、こういう手段があるのか――私もこれを真似て自分の文章をライブで配ってみました。
同じ頃、角田俊也さんは『寡黙で繊細な音盤たち』というブログで、斬新な発想によるCD(レコード)レヴュ−を試みていました。
一般には記録された音をただ再生して楽しむものと思われているCDなどのメディアにもまったく別の可能性が開かれていることを強く感じました。
私は、フリー・ペーパーを作りたいんだが協力してくれないか、と彼ら2人に切り出しました――こうして第一回編集会議(飲み会)が去年のクリスマス・イブに開かれ、
『三太』が始まったのです。
今回ゲストとして参加していただく大友良英さんの『JAMJAM日記』も私にとってはいつも刺激的です。
所謂音響と呼ばれる音楽に対しては、評論がほとんど不在の中、誠実で興味深い問いかけを発しています。
しかしながら、『三太』で展開されている私の論考は大友さんの発言に対する異議申し立てが原動力のひとつであることを告白しておきましょう。
より議論を交えることが私達音楽家にとっては必要なのではないでしょうか。
今回の催しはライブ版『三太』です。我々『三太』チームは人前で話すことにはなれていません。
いつトンマな事を言い出すか分からないのです。
そこで、司会・進行・軌道修正役として大谷能生さんに登場してもらうことにしました。
批評家としての大谷さんの対象は多岐にわたっていて、より広い視点からの突っ込みが期待出来ます。
最近のことですが、渋谷のバーで彼と音楽について語り合った時間は私にとってとても有意義な時間でした。
さて、一体どんな座談会になるのか?私はとても楽しみにしています。(杉本拓)

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今日のギターは、メーカーも年代も不明。情報知ってる方いましたらぜひ教えてください。




ほかにも続々、これまでにないようなライブの告知ありますので、お楽しみに。




さて、今日もこれから浜田真理子のアルバムのミックスです。ものすごいアルバムになりそうです。
詳細は浜田さんの日記を!
http://blog.eplus.co.jp/hamadamariko/