シンガポールから緊急告知

otomojamjam2008-09-15

え〜と、実は山口YCAMの「ENSEMBLES展」ぜひ見てほしくて、ここでいろいろ書こうと思ってたんですが、全然書けない。何度もトライして書いてるんですが、全然まとまらない。どう書いてよいやら、途方にくれております。でも、本当に実際に見て体験してほしい。特に4作品のうち「quartets」だけは9月23日で終了してしまうので、お時間ある人は、ぜひその前に。わたし自身も、これを逃すと、多分もう一生見れない・・・って思うと、なんとも言えないくらい切ない気持ちで、23日前にもう一回YCAMにいって数時間、じっくり見る予定。ほかの3作品は10月13日までやってるので、これもぜひぜひ。「without records」については、出たばかりの雑誌エクスポの宇川直宏 X 大友良英4万字対談で、宇川くんがものすごく熱く語ってくれてます。泣けるくらいうれしい感想です。4万字といっても、もちろん、そのうちの3万5千字は宇川くん → http://expoexpo.exblog.jp/8474501/

それからSHIFT PEOPLEってwebマガジンに今回の展示についてのわたしのインタビューやら写真が出ています。ここはぜひぜひ読んでみてください。→http://www.shift.jp.org/ja/archives/2008/09/yoshihide_otomo.html



あ、あとYCAMの作品少しですがyoutibeにアップされてます。でも、これ見ても、本当のところは伝わらないなあ。やっぱ生でぜひ体験してください。
http://jp.youtube.com/watch?v=n4TclxEtQ20&feature=related
http://jp.youtube.com/watch?v=_n7H9fwLNN4


上の写真は今回の展示の中でオレが一番好きな写真。これMUSICSのライブの日に神戸の音遊びの会のメンバーの大生くんが「quartets」の中にはいってオレの影と遊んでいるときのもの。先日友人から来たメールにも「作り手だけのアンサンブルではなく 観てる側の魂も アンサンブルとして参加出来る 新しい作品だと思いました・・・」って書いてあって、こんな反応が本当にうれしい。タイトルのENSEMBLESが、素敵な広がりを持ち始めていることが本当にうれしい。





さて、YCAMから戻ったあとも、神奈川で新しいトリオの結成ライブをやったり、新潟でソロをやってあたらしい出会いがあったり、田中泯さんと2日間即興でライブをやったり、芳垣安洋のライブで懐かしい仲間に会ったり、ちょっとうれしい出会いがあったり、美術系のパーティのライブでやかましい客にめげず、これでもかってくらいの素晴らしいライブをやったり、世田谷美術館インスタレーションのような演奏をしたり、そのあとジムたちと新宿で打ちあがったり、映画やテレビの音楽の打ちあわせやら、曲を何曲もつくったり、岩井主税の手によるオレのドキュメンタリーフィルムがいよいよ完成に近づき、最後の音のつめの作業をしていたら偶然スタジオで鈴木祥子さんに久々にあって、そのままその場にいた勝井くんや鬼怒くんと美味い中華を食べに行ったり、盟友菊地成孔との1年ぶりのDUOで、例によってライブでも打ち上げでも素敵な時間を過ごしたり・・・彼といると本当にいつも美味いもんにたどりつく、食べ物だけじゃなくて、いろいろな意味で。で、その足で成田空港にむかって、今はシンガポール
今回乗ったのはシンガポールエアー。世界最大のなんとかいう飛行機だってんで、どうも観光でシンガポールに向かう乗客はかなり盛り上がってるようなんだけどさ、でもね〜、どんだけでかいかしらないけど、エコノミーの席はおなじ大きさだからね。なんのありがたみもない。そんなんより、席を広くしてくれ〜。あ、でもこの飛行機会社のキャビンアテンダントのコスチュームはセクシーで素晴らしいですよ〜。


いけね、余計なこと書いてる場合じゃない。緊急告知をしなくては。

来週土曜9月20日、新宿PITINNで東京初演の予定だった大友、水谷、芳垣の3人によるフィリージャズのトリオですが、諸事情により芳垣安洋の都合がつかず、急遽内容変更することになりました。
大友良英(G)勝井祐二(Vn)水谷浩章(B)藤井信雄(Ds)+サプライズ・ゲスト(これ、先日のPITINN菊地成孔大友DUOの日にきていた方は、わかりますよね・・・ってここまで書いたらわかるか。PITINNの一番近くに住むミュージシャン菊地成孔が仕事の合間を縫って第一部にちょっとだけ参加予定)
内容は、わたしのギターソロ、それから各参加メンバーとのDUOやトリオ、カルテットによる演奏を予定してます。当初の予定どおりフリージャズのコンセプトは残しつつ、より自由な方向のセッションを予定しております。どうかお楽しみに。
芳垣安洋を含むあたらしいトリオのほうは今月末のパリ公演を皮切りに、来年再来年と、CDのリリース等も踏まえ、レギュラーに活動していく予定ですので、こちらのほうはどうか長い目で見てやってください。


ということで、まずはその前に、今わたしが世界で一番好きなアーティスト、シンガポールの即興演奏家でシンガー、ダンサー、美術家でもあるZai Kuningのプロジェクト「book from hell」をここシンガポールのEsplanadeで9月17、18日に。東京からエンジニアの近藤祥昭を向かえ、6.1チャンネルの特殊システムを構築。今日リハをやってきたところですが、すごいです。素晴らしいです。山口以上に遠いですが、お時間あるかたはぜひぜひいらしてくださ〜い。これも自信作。ってか、YCAMの作品はどこかにもってくのそんな簡単じゃない・・・てかほぼ不可能だけど、こっちのほうは、来年にでも日本でやれるように動いてみよう。Zaiは人も音楽も作品も本当に魅力的。
http://blucat.wordpress.com/music/the-studios-2008-book-from-hell-zai-kuning-dickson-dee-otomo-yoshihide-17-18-sep-2008/


写真はZaiと、今回のプロジェクトにわたしとともに参加する香港のDickson Dee
もうひとつはYCAMの「orchestras」今回の展示中でも一番大きな規模で、かつ再現は不可能。今回を逃したら一生見ることできません。ぜひぜひ現場にいって体験してみてください。ちなみに、この作品の中でもZaiの歌と演奏がフューチャーされています。ほかにも二階堂和美、一楽儀光、中村達也、本田珠也、大島輝之、デビッド・グラブス、アネッタ・クレブス、一楽まどか、植村昌弘、近藤達郎・・・ほか沢山の演奏家がフューチャーされた上に、総計200名以上の方の音源が使われています。