ラスト30分の休符だらけの音楽装置
練成中学跡屋上の「休符だらけの音楽装置」展、事故もなく無事終了しました。
ご来場のみなさま、参加のみなさん、スタッフのみなさん、本当にありがとうございます。
最後のライブも、まるで中学校の放課後みたいで楽しかったけど、
なによりも素晴らしかったのは、展示のラスト30分。
11月3日の夜8時半から9時まで。
満月の明かりの下、かすかに響く、こわれかけたインスタレーションの音たちが互いに共鳴しあいながら、休日夜の静かな街の音とアンサンブルをしていて感動的でした。このときいたのはスタッフや作家以外には10名程度のお客さんのみ。この時間にいれた人、こんな瞬間を見れたのは本当にラッキー。個人的には、今年見たあらゆるコンサートの中でも、この最後の30分がベストでした。
(インスタレーションは、作った本人も観客になれるのがいい)
総入場者数、千三百数十人。
口コミとチラシ、そしてwebだけでこの数字は上出来だと思うな。
でも、これだけ集まっても実はかなりの大赤字。ワンコインでこの規模の展示は無謀でした。
さて、次回からはどうやっていくべきか。検討課題も多数。
今日は会場の片付け。昨日までの屋上はうそのように、なにもないもとの屋上に。そしてほどなく改装工事が始まるそうです。
おかげさまで、上空の円盤、引き取り手がみつかりました。
明日からは水戸。
8日に行われる初の試みアンサンブルズ・パレートと、夜のライブに向けての準備。
詳細→http://www.artmetoo.jp/ensembles/index.html
高円寺のwith records展も今週末が最後です。お見逃しなく。