歴史をつくるのは

otomojamjam2005-02-04

今日はソウルのピアニスト、パクチャンスの家で彼とサックスの
カンテーファンのDUO。この2人がやるのは近年では非常にめずら
しい。そもそもカンさんは地元ソウルでもあまり演奏する機会が
ない。すごい楽しみ。
歴史的瞬間なんて実はテレビのニュースの中より
ぼくらのまわりに沢山あるものなんだと思う。
きのうのライブも今日これからおこることも
そういう瞬間なのだって
オレはいつもおもっている。
それどころか、あなたと彼があうことだって
彼女とあなたが電話することだって、
歴史をえらい人たち(武器と情報を沢山もっている人たち)
がつくる時代をおわらせなくちゃね。
歴史をつくるのは武器をもっていないあなたや、ぼくらで充分だ。
音楽が歴史を作ってなにが悪い。
権威なんてクソ食らえ!
なんて辛いもんを佐藤行衛さんやこっちの
ミュージシャンなんかと食いながら思うわけです。


カンさんはわたしが最も尊敬し敬愛する即興演奏家のひとり。
彼の素晴らしさはなかなか文字ではつたえきれないけど
雑誌「Improvised music from Japan」の最新号で、わたしは
カンさんへのインタビューを試みていている。なかなかインタ
ビューも受けてくれないひとなので、貴重な内容ではないかと
自負している。興味あるひとはぜひ手にとって読んでほしい。
http://www.japanimprov.com
ここのページの日本語の通販のコーナーで買えるはずだ。


昨日のソウルでのコンサートレポはまた東京にもどってから。

ではでは