今日は今年に入って、一番脳みそを使った日

otomojamjam2005-02-07

昼過ぎより新宿の喫茶店宇波拓と落ち合い昨年北九州のCCAでやった英語での講義録の添削、校正。
2日分の講義が英語と日本語の本になるのだけど、
なにしろめちゃくちゃな英語でやった講義がそのまま
おこされていて、とてもじゃないがわたしの英語力では
本として耐えうる内容に校正できないので、
宇波くんにきてもらってなおしつつ、内容の吟味。
テーマは「サウンドとノイズ」
面白いものになったんじゃないかな。
しかしまあ、こんなめちゃくちゃな英語で
オレもいい度胸している。え〜と、これを読んでる
若いみなさん、時間のある今のうちに外国語
の勉強しといたほうがいいですよ〜。
オレみたいに高校生で学校もいかずにジャズ喫茶にいりびたったり、
キャバレーで演奏してたりしてちゃ駄目ですよ〜・・・
ってそんな人、今いないか、第一キャバレーも
当時のようなジャズ喫茶もないですね(苦笑



で、その後、宇波、大谷能生という70年代生まれ最強の論客2人に
囲まれながら、弾丸のような2人の発言にふうふう言いつつ、餃子をぱくぱく。



深夜は青土社ユリイカ編集室で大谷能生菊地成孔と鼎談。
ユリイカ次号のタイトルは「ポスト・ノイズ 越境するサウンド
う〜〜〜ん? こんな安易なタイトルで本当にいいんですか?
しかもなるちゃんとオレに大谷くんって・・・・
どこがノイズなんだよ、まったく。
企画書をみるとポスト・デジタル・ミュージックとか
まるで企業の安易な宣伝会議にでてきそうな用語だらけ。
こんなんでいいの? 編集部さん。
こういう話ならジョジョ広重さんや、インキャパシタンツ
コンピュータの大谷安弘、千野秀一、伊東篤宏、山高EYE
山本精一から、もっと若いミュージシャンに至るまで、
今現在のシーンの様々なところから声を
聞いたら本当に面白いとおもうんだけど、なんでそうならないのかなあ。
いっそのこと、宇波拓大谷能生に編集のイニシアチブをとらせて
もっとつっこんだ内容にすべきだ・・・くらいに思うのだけど・・・
とまあ、いちゃもんをつけるのは簡単ですが
せっかくの機会ですから、建設的な話にしなくては。
で、やってみたら
予想以上に面白くて、2時間があっという間。
ポストノイズの話というよりは
今の音楽の現状の話として、それなりに意味のある鼎談になったように
思う。


いつものことながらなるちゃんと話すのは面白い。


もしかしたら面白い特集になるのかも