花粉症

otomojamjam2005-02-10

きょうは新宿に打ち合わせにいったあと,熱っぽくなってしまい花粉症の医者へいくついでに風邪のほうも見てもらう。う〜ん、疲れたまってるな〜。
え〜と花粉症ですが今年で8年目。昨年は3月サンフランシスコにいて難をのがれましたが、今年はそろそろ目が痒い。3年前からヨーグルトをこの時期毎日食べるようにしてずいぶん症状は楽になったけど、でも辛いですよね〜。だれか自力で治した人います? 3月14日から長期の欧米滞在になるので、その前をなんとか持ちこたえなくては。

ギターソロのジャケットDoubt Musicのページで見れますhttp://www.doubtmusic.com/new.html てんとう虫がポイント



あとは同じく2月20日に映画「カナリア」のサントラも発売になります。浜田真理子さんがCDでは感動ものの素晴らしい歌声を聞かせてくれます。これもジャケットいいですよ〜。映画のほうもよろしく。映画カナリアのページはhttp://www.shirous.com/canary/       
サントラのほうはここでも先行予約できます http://www.beyondo.net/shop.html#SFS_012



今日は講義にそなえていろいろな本を読み漁る。意外(なんて書いては失礼か)にも菊地成孔大谷能生の「憂鬱と官能を教えた学校」の2章にでてくるノイズの考察が、ほかのどんなえらそうな本よりよく書けているんで感心する。多くの音楽関係の本はノイズのことになると急におかしな価値観をふりかざしだすのが難点で、逆にいえばいい音というのを規定したいばかりにノイズの定義が存在するようなところがあって、それがどうもはなにつくなあ。リスニングにかんするものとか、このあたりがすごいひっかかる。オレは大自然の音が素敵な音で、都市の騒音はなくすべきものなんて考えまったくもってないしね。たとえば昔むかしの文化人が西洋クラシックは立派な音楽で、ポップスなんて教養の低い人の音楽だ・・・というほとんど無意識の人種差別にちかいような考えをもっていたのと本質的には変わらないような気がする。これはノイズを擁護する側も同じで、ある特定の音に普遍的な価値やヒエラルキーをつけようとすることにはそもそも無理がある。佐々木敦の「テクノイズマテリアリズム」は、その意味でも素晴らしい本だ。これもまた読み返してみたけど、オレすごい影響うけてるなあ、この本に。ちなみに「憂鬱〜」のほうで、この本独特の造語テクノイズをつかってある概念を説明しているけど、これ佐々木さんの本での使い方と微妙にずれている。このへんのズレがなるチャンのオリジナルの部分、面白いところでもあるし、逆にオレとの距離でもあるような気がする。
岸野さんからは講義にそなえて彼の映画講義のレジュメがおくられてくる。ありがとう岸野さん。本物の都会人として並外れた教養をもつ彼の創作、文章、そしてその存在はオレにとって、いつもすごい刺激になるのだ。岸野さん、講義がんばりま〜す。


今日はメルアドが変更になって皆に案内を出した関係もあっていろいろな人からメールがくる。ジムOとジョンZ,岸野さんそれにシンガポールのオンケンセンから同時にメールが来たときにはミーハーみたいに飛び上がってしまった。いまさらながらネットはすげえやって素朴に思う。