きょうもこもって編集

編集の時間はほんとうにわたしにとっては至福の時間です。いくらでもやってられる。プロデューサーの沼田くんから「ユリイカ」の編集に注文、無論これはよくある、このほうが売れるから的なものではなくて、いかにも強力なリスナーでありミュージシャンでもある彼らしい意見。そんなわけで今日はまた1日中ユリイカの編集を。2パターンつくったので、明日また彼に聴いてもらい意見してもらお。明日はこのアルバムのジャケ打ち合わせも。デザインはアキラックスこと佐々木暁。「ギターソロ」を作ってくれたデザイナーだ。彼がどんなものをつくるか今から楽しみ。

ところで前回書いた「ユリイカ」冒頭につけるかもしれない勝井祐二、ヒゴヒロシとわたしの91年の音響作品のプロデュースをしたニワくんから久々のメール。彼が僕等を石山修武の建築にひきあわせてくれた張本人で、彼自身現在建築家でもある。またいつかああいう作品をどこかで作れればいいなって返事をした。そういうえばオレの初めての欧州ツアーはニワくんや勝井くんとだったんだけど、記念すべき最初のロンドン公演は、わたしの乗る予定の飛行機が飛ばず、わたしだけが参加できなかった。初めての公演でリキはいってたのにに、もうトホホな気分。その時乗る予定だったのがサンフランシスコからロンドンに飛ぶ便だったんだけど、キャンセルになって飛行機会社が取ってくれたホテルにいったらカウボーイの格好をしたカントリー&ウエスタンのバンドがレストランで演奏していて、しかも客はオレを含めて2〜3人。今頃皆ロンドンで演奏してるのに・・・って思ったら、泣きたいのに、笑えてきてしまった。幸先上等! この後はすごい勢いでツアーの人生に突入するんだけど、今から考えたら、こんなトラブルはかわいいもんで、もっと面白い予想もつかないようなことが沢山あって・・・・あ〜〜いけねえ、こんなこと書き出したらまた止まらなくなる。さ〜て仕事、仕事。ニワくんまたね〜。