ライブ録音無事終了。出国まであと5日。

花粉きてますね〜。今年は60倍とかいわれるわりに花粉こないなあ・・・と、ちょっとほっとしてたんですが、昨日から目がかゆくなってきて・・・。

昨日の録音も非常にいい状態。これで間違いなくターンテーブルソロのライブ盤だせます。アコースティックの蓄音機の演奏の録音が特に良くて、エレクトリックとアコースティックが並ぶあたりも「ギターソロ」と少し似た感じになりそうな予感。
昨日は友達も結構きてくれて遅くまで打ちあがりました。打ち上げの様子の一部は沼田順のはてなのページhttp://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/で見れます。ここに出てくる鈴木美幸・・・字面からよく女性だと思われるのですが、「みゆき」・・・ではなく「よしゆき」・・・煮ても食えないような中年男性で、この人が、まだ誰もインターネットなんてものを見る前に、ひとりで始めたのが、わたしのホームページもある「Improvised music from Japan」なのだ。このページとオフサイトがなければ、今僕等が深く関わるような日本の即興、あるいは音響とよばれるような弱音系の音楽のシーンは存在しなかったか、あるいはまったく別のものになっていたように思う。少なくとも欧米でこれだけ注目されることはなかっただろう。彼が完全に自腹を切って出し続けているバイリンガルの雑誌「Improvised music from Japan」も、唯一僕等周辺をあつかってくれるメディアだし、今回のターンテーブルソロも彼のレーベルから出る予定。ある意味この界隈の立役者なのだが、いかんせん、こと商売ということになると、てんで商売っけのない人で、僕等は、正直のところはらはらしながら彼の動向をみてもいる。ま、このへんのCDを出したりwebをやるなんて、そもそも商売っけがあったらやらないか。信じがいくらいマイペースな彼をみていると、商売っけなんて言葉を使ってしまう自分が汚れてみえてくる。でも、なんだかサラ金にまで手を出しそうな浮世ばなれした気配をオレは察知してちょっと心配なのだ。みなさんお願いです。タワーやアマゾンでCDを買うのもいいですが、もし同じ品物があるのなら、彼のホームページの通販で買ってやってください。意外とものすごい品揃えで、アマゾンなんかよりある種の音楽は全然充実してます。わたしら周辺どころか一柳彗「オペラ横尾忠則を歌う」の復刻とか、デレクベイリーまでがんがんあります。クレジットも代引きも使えるし、なによりアンダーグラウンドに冷たい大手とちがい、発送早いですよ。「Improvised music from Japan」のCDショップはhttp://www.japanimprov.com/cdshop/index.html
そうそう他にも通販ならontonson http://www.ontonson.com/index_j.htmlとか
FilamentBOXだったらhttp://www5a.biglobe.ne.jp/~FMN/j_home.htmlここに直接通販申し込むのも手です。

お、話がそれた。で、ターンテーブルソロですが、ま、秋か冬の発売を楽しみにしていてください。2枚組み、キッドの録音を中心に、まだ未定ですが、もしかしたら夏の京都でのターンテーブルインスタレーションの音や宅録、場合によっては古い録音も加えて出すことになると思います。とりあえずは、じっくりどういう方向にするか、宇波拓の手による素晴らしい録音を聴きながらゆっくり考えていきたいと思います。
ところで今日のターンテーブル写真は昨日つかったコロンビアの古いもの。こいつはすごいフィードバックをするのだ。ピーーーーーーーーーー。

今日はこれからひきつづき、ONJOの編集。マスタリングは13日、出国は14日。ぎりぎりだ〜。沼田プロデューサーとさきほど電話できのうもっていった曲の編集について、いろいろ
と意見を聞く。のこるはあと2曲。

あしたは渋谷ネストでレッドクレヨラと対バンでアコギのソロを。12日はベンサンピットでレディージェーン30周年記念パーティで、浜田真理子さんと初共演です。さっき浜田さんからもメール、先週は風邪で寝込んでいたみたいで、お体気をつけてくださいね〜。楽しみにしてます〜。