来週は沢山しゃべることに

otomojamjam2005-06-09

なりそうです。 レクチャーの場所は下に書いたとおり。内容やテーマは3ヵ所とも異なります。とはいえ、かなりかぶるというか、基本的には、同じ出来事を、違う角度から語るような内容になるとおもいますが。
14日の芸大は、小島常成教授がやってらっしゃる美術、音楽両方の学部からの聴講が可能な授業で、ここで毎年特別講義をやらせてもらってます。内容は「聴取とノイズ」についての入門編。わたしがいくようになって、ことしで5年とか6年目になるのかな。小島先生とは、ムサビ(武蔵野美術大学)でわたしが講師をやっていたときに知り合って以来。

朝日カルチャーセンターのほうは初めて。内容はタイトルどおり、音と記憶の話。映画の音をつかったりして、聴取の話をじっくりとしていく予定。音楽どうこうというより、普通に僕等が生きていくなかで、いったい耳はどんなことをやっているのか・・・・ってことを考えながら、音楽にまでせまっていくつもりです。一般向けの講座ですので、どなたでも聴講できます。詳細は下の案内を参照してwebに飛んでみてください。難しい音楽の話ってよりは、むしろ僕等の耳のことを考えていく内容なので、事前の知識等は一切必要ないです。お気軽に聴講ください。場所は西新宿の高層ビルの中になります。



美学校のほうは、これは少人数ゼミなのでどうしても見たい人は直接美学校に問い合わせてみてください。駄目かもですが。念のため、これ東京駅近くの映画美学校のほうではなく、神田神保町にある、かつて赤瀬川源平小杉武久が先生をしていた美学校のほうです。内容はオフサイトをやっていた伊東さんと、じっくり「音響」とはなんだったのかを。これも聴取や受け手にかかわる問題なので、上3つの講義は、すべて共通するテーマでもあるのです。



東京工芸大のほうは、まだわかりませんが、ここではライブのやることになりそう。場所は本厚木とかどこか、あっちのほうでしかも午前中からの講義らしくて・・・う〜〜〜ん、大変(苦笑


ほかにも今度の日曜の12日は新宿のタワーレコード菊地成孔と対談が・・・これ、って来れば見れるのかしら? それとも申し込みとかしなくちゃいけないのかな??? よくわかりませんので、興味あるかたは調べてみてください。

で、その翌日はPITINNでなるちゃんとDUO。ずいぶん前にPITINNでDUOやったことあるようなかすかな記憶があるのですが、あとは高円寺でレクチャーの合間にやったくらいでDUOはあんまりやってないんじゃないかな。いずれにしろどうなるか、とっても楽しみ。


来週末18日は神戸のビッグアップルで関西のギタリスト、即興演奏家の磯端伸一さんと、トランペッターの江崎将史のトリオ。2人ともものすごく美しい上に独特の音を出す人たちで、とても楽しみ。実は磯端さんとは20年ほど前、あるサークルというか私塾のような場で一緒だった時期があり、今年にはいって宇波くんがふたたび2人をひきあわせてくれるまでは、づっと互いに音信不通になっていました。彼から声をかけてもらったことは、私にしてみれば、演奏中に飛んできた素敵なてんとう虫のように嬉しい出来事でもあります。20年たった今だからこそ出来るような演奏をしたいなと。



で、その翌日19日はPITINNでギターソロです。今年の頭に出したCD「Gutar Solo」を録音したのが昨年10月のPITINN。あれから8ヶ月、アコースティックギター、エレクトリック・ギターの双方をつかったソロを2セット、たっぷりやる予定です。ぜひいらしてください。