菊地成孔 大友良英 DUO @ PITINN

otomojamjam2005-06-13

昨夜は新宿PITINNで菊地成孔大友良英DUO。帰国後の初ステージ。PITINNに行くと日本に戻ってきたって感じがする。オフサイトがなくなった今、オレにとって、現場といえるのはPITINNとキッドアイラックだけになってしまった。
昨夜はステージもだけど、楽屋でもずっと楽しかった。オレがこの数年、ギターに向かうようになった切っ掛けをつくってくれたのは、そもそもは彼のスパンクハッピーで今堀くんと2ギターをやったのと、その後DCPRGで高井くんと2ギターをやったのが大きな切っ掛けだった。それ以前は、オレにとってギターはノイズ発生装置か、さもなくば家で作曲したりするときの道具程度でしか使ってなかった。「ギターやれよ!」って言ってくれたのは彼なのだ。アコギでボサノバをやるなんて、それ以前のオレには家で趣味で弾く以外には考えられなかった。
「南米のエリザベス・テイラー」の中でのアコギの演奏は、多分、わたしが録音したアコギの中での最上のものだろう。
ついでに言えば、今でも自分でやったレコードコラージュのターンテーブル演奏の中で、最高の録音だと思っているのは「Kazumi & Rickies "Who"」というアルバムの中のAsa-changの作曲した「Preach」という曲で、これも菊地成孔がアレンジしたものでした。そんなわけで彼にはとっても感謝している。




次のPITINNは6月19日のギターソロです。ぜひ、ぜひいらしてください。