君が代

いや〜、レクチャー楽しかったです。で、なんと受講生の中に大学のジャズ研時代の同期のOさんが・・・。もうこれにはびっくりしました。おわったあと、久々に皆の近況とかを聞いたり、なにしろ20年ぶりですから。ところでおっとりとした素敵なキャラのOさんは卒業後高校の音楽の先生になっいたのですが、高校で強制的に君が代をひかされるのを断ったという理由で、いきなり別の高校に転任させられる等々、ここには書けない様ないやがらせまで受けたそうで、はっきり言って、わたしのように最初から過激な言動もいとわないタイプの人間とちがって、そもそも非常に平和主義者で、政治的にも右左のかたよりもなく、いる人みながなごむようなキャラのOさんが、そういう目にあう高校の現状って・・・って暗澹たる気持ちになってしまいました。なんで君が代の演奏を拒否するのがいけないことか、私にはまったくわかりません。弾きたい人はひけばいいし、弾きたくない人はひかなくていいじゃないですか。そんな自由も無い国って、いったい・・・。国歌強制するって・・・戦前の日本や、全体主義国家じゃないんだから。誰にだって弾きたくない曲くらいあってあたりまえだし、ましてや公立の高校で、ある曲を強制するなんて、まったくおかしな話だ。わたしは全体主義ってのは、まずは国歌を強制的に歌わせる国のことだと思っていて、すくなくとも現時点で僕等に強制的に国歌をうたわせる人はいないけど、でも高校という公的な機関でそういうことが起こっているということは、ここではすでに全体主義の嵐が吹き荒れているってことに思えるのだ。オレはどんな国家であれ、全体主義に傾くような方向は絶対支持したくない。だから今のアメリカも日本にも北朝鮮とまったく同じように非常に危機感をもって見ている。こんなことは普通に高校でおこるなんて異常だ。同僚達も自分達がとばされるのが怖くて口をつぐんでいるとしたら、それって全体主義とともに暴力で人をしばる恐怖政治の始まりじゃないですか。東京都では、石原都政になってから、こういうことが起こっているわけで、オレ、まじでヤバイっておもうんだけどね。しゃれにならないくらいの段階にきてると思うんだけど、違いますかね?  
みんな次の選挙は絶対に行って、あいつを落としましょうよ、ね。あいつって誰かって? 自分で考えてよ、そんくらい。オレははっきりと、あの差別主義者が嫌いです。