ア ヤ   ズ 、 オ トモ シヒ、サ ラギノ & マツ  ント

otomojamjam2005-07-03

今日は品川にあるボストークという事務所でア ヤ   ズさんの個展の打ち合わせPart2。ア ヤ   ズというのは美術家飴屋法水さんのこと。5年ぶりに六本木のP-Houseという新しいギャラリーで飴屋さんのエキジビジョン「 バ  ング  ント展」を7月29日からやることになっていて、その打ち合わせ。音はオ トモ シヒ (これはオレのことです)テクストはサ ラギノ (これ椹木野衣さんのことです)。チラシはマツ  ント(松本弦人)テーマは消失・・・というわけで文字もうガンガン抜けまくっております。今日はここでインスタレーションにつかうヘッ  ォン(ヘッドフォン)のチェック。これワイアレスのヘッドフォンなんですが、特定の金属にさわったり、その金属をさわっている人にさわったときのみ音がでるという不思議なヘッ  ォンほかいろいろ使って、わたくしオ トモ シヒ が音をつくります。タイトルは「 ミ ヨ」・・・これ、なんのことかは内緒っす。ヒントは最近あった旧友の高校の先生Oさん。え〜とOさんはこの曲を演奏せすに飛ばされましたが、わたしは演奏します。ただし原曲はまったくわからないと思う。歴史にもとづいていろいろな部分を消失させたり拡張したりしますから。これ、わたしなりのプロテストでもあります。何に対してのプロテストかって? んなもん言えるかいな、もう。なにしろア ヤ   ズさんの展示は想像を絶するくらいものすごいというか、消失にもほどがあるよ飴屋さん・・・みたいな危険きわまりまい作品になりそうなんで、そこにつく音も頑張らないとね、かすんじゃうもん。で、今日はその不思議なヘッドフォンの現物を見て、アイディアのスイッチがはいりまくってオーバーヒートしてしまいました。
このエキジビジョン、オープニングの7月29日には「モ ュレ シ ン」オ トモ シヒ /作曲、 イシ ワコ /笙 、 chik M/サイン波 というのもやります。だれがでるのかは、名前から想像してみてください。99年に出した「カ − 」というCDの4曲目と「 ミ ヨ」を混合した作品です・・・うーむ、文字抜け、わかりにくいっすね。
あとは8月12日の19時半からは「オ トモ シヒ ビ  ク ンオー ス ラ」によるスペシャルライブもあります。出演は
アキ マテ ジ
イ ウア  ヒロ 
ウナ タ  
オオ ニ シオ 
オ トモ シヒ 
 オ ラマ ヒコ 
 オシマ ルユ 
カワ キユ  
 ギモ ク  
 シダ ミ  
 chik M  
の以上11名。何人わかりました?  P-Houseはかなり広いギャラリーではあるのですが、近隣の関係もあって大きな音が出せない会場なので、微弱音での演奏会です。で、どちらも料金は会場入場料の1200円のみ。安いっす。エキジビジョンの詳細はいずれマツ  ントさんのチラシおよびwebがつくられると思いますのでお楽しみに〜。




で、今日はその後新宿PITINNで本田珠也セッション。わたしにとっては、まったく初共演の本田、竹内直、五十嵐一生、そしていくつものバンドをともにしてきた15年来の朋友菊地成孔ナスノミツルの6名による、なんのリハも打ち合わせもない60分2セット。予想以上にロックなセットで、思いっきりパンキッシュに演奏させてもらいました。楽しかった〜。
会場にはア ヤ   ズさん、スーザン・ソンタグやディレク・ベイリーの翻訳でも知られる敬愛する木幡和枝さん、それからZAZENBOYSの向井秀徳さんの姿も。
木幡さんは今イギリスで出たばかりのディレク・ベイリー本を翻訳しているところで、出版社をさがしているところだそう。ベイリーの生い立ちから全ての仕事にいたるまで網羅した素晴らしい本で、わたしの名前もちらりとですが出てきます。これ一刻も早く日本語で読んでみたい、いやわたしの名前ではなくて、その詳細にわたる内容をです。どなたか出版関係の方で興味ある方、ぜひぜひ連絡くださ〜い。 
終演後はPITINNで中華を囲んで打ち上げ。おつかれさ〜ん!