ピンクのポータブルプレイヤー

otomojamjam2005-07-11

写真のこのプレイヤーが、実は今回のwithout records展示の切っ掛けになった作品です。入手したのは数年前。普通にレコードも聴けるんですが、でも、スピーカーの置き方とアームのちょっとした角度で中域のフィードバックを起こすんです。ターンテーブルの演奏の際にレコードを使わない演奏をはじめたのがこの時期で、それに合うプレイヤーをいろいろ探していた時でした。結局はこのプレイヤーも含めポータブルのものを演奏に使うことはなかったのですが、何台ものターンテーブルや蓄音機でいろいろためしていて、こいつでもずいぶん実験をしました。そんなわけで、その後の演奏のヒントになっているプレイヤーで、非常に愛着のあるターンテーブルでもあります。
会期中、入り口近くで12分に1回4分間ほど弱音のフィードバックを起こしているのがこいつです。外側は木製、中身は真空管(だからスイッチがはいってからしばらくして音が出ます)外蓋がステレオのスピーカーになっていて、取り外してセットできるようになっています。多分60年代前半から中頃のものではないかな? いい音してますよー。



今日は高円寺でリハのあと、秋山徹次と東北沢のカフェ現代ハイツでミーティング、彼愛用のTokaiのストラトキャスターを貸してもらう。カフェでは偶然佳村萌さんに遭遇。彼女とは9月にスパーデラックスで共演予定。


明日はPITINNで芳垣安洋のエマージェンシー。男性客率90%のこのバンド、リーダーが「男気!」とかいってるんで無理も無いか(苦笑。  前回はたしか2月だったから5ヶ月ぶり。おもいっきりギターをひかせてもらいます〜。