46回目の誕生日

otomojamjam2005-08-01

え〜と、きんさん、ぎんさん、田村正和、それに鶴瓶とおんなじ誕生日の大友です。



昨日は大阪赤レンガ倉庫に梅田哲也、堀尾寛太、毛利悠子、指吸長春サウンドインスタレーションを見に(聴きに)行く。昨日がオープニングだ。素晴らしかった。なんというか、オレいまこのへんの人たちがやってることにものすごい興味がある。梅田くんのつくった風船の作品の無音だけど位相がゆがんで耳がぎゅうっとなる独特の感覚は初めての体験。すごい、こんなすごい音があったんだ。正直衝撃。CDにもコンサートにもなりようのない、ただ音の状態(しかも無音)があるだけの作品。正直衝撃を受けた。ほかの3人の作品も素晴らしい。こういう衝撃が何年かに一回はあるから面白い。まだまだ生きてやる。生きなきゃソンだ。同じ会場でやっていた伊東篤宏の展示のほうはきのうが最終日。夜はオープニングとクロージングを兼ねたパーティ。とっても楽しかった。いつでも次の世代ってちゃんと出てくる。


で、今日は京都で「without records」の録音。これがターンテーブルを購入した人についてくるアナログの音源になる。ちなみに現時点で売れているのは3台なので、3枚限定。本人の分も1枚だけつくるので、正確には4枚限定。
今日は北九州ギャラリーソープの宮川さんもきてくれた。会うなり「音や、ひとつひとつの作品はともかく、全体の展示の仕方、なってないなあ、大友さん、・・・」と、こまかく駄目出しをされる。彼は、この展示をウェブで展開したり、ほかの会場にもっていくことを考えていて、その上での発言。たしかに、オレ、音のことしか考えてなかった。46歳で新人です・・・なんて言い訳きかないもんなあ。この年齢になると、オレにめんとむかてモノをいえる人、すくなくなるからありがたい。実際、こういう作業ははじめて。謙虚に受け止めたい。展示はあと数日。それでもオレの1作目です。駄目出しされようと、オレはこのシリーズ続けたい。つぎはもっとバージョンアップしてやる。そんなわけで、駄目駄目なところはありますが、でもぜひ聴いてみてやってください。少なくと音に関しては自信作です。