非常階段@オスロ

otomojamjam2006-01-13

オスロに来るのは確か3回目。
初めて来たのはたしか98年か99年だったかな。あのときのことは、わすれもしない。日本から到着した日の明け方、ホテルの火災報知器のけたたましい音で起こされ、十数階から非常階段を使ってギターを抱えて降りたのだ。
結局火災のほうは小さなボヤで、事なきを得て、帰りはエレベーターで部屋にもどったのだけど、その後がいけなかった。次に起きたらぎっくり腰になっていたのだ。1ヶ月以上におよぶ欧州ツアーの初日にぎっくり腰。あのときゃ、ほんと泣きたくなった。




さて今回のオスロは[All Ears Fes]への出演で、わずか3日間の滞在。主催をしているのは、初めてきたときにここの大学でやったワークショップの生徒達だったジャズカマーのラッセ・マルハウグや、フィメールのヴォイスのマヤ等。みんな、こんなフェスを企画するようになったり、アルスエレクトロニカで賞をとったり、欧州のいろいろなシーンで注目をあびたりしていて、すっかり偉くなってしまった。
でもって出演するのは日本からは非常階段とFilament(なんか両極端だー)イギリスからはAMMのジョン・ティルバリーやポール・リットン、ジョン・ブッチャー、それに地元北欧勢・・・なんというか、非常に私好みの人選。


今日はSachiko MとヴォイスのLisa DillanのDuo。ジョン・ブッチャー、ポール・リットン、ペーター・ニールセンにわたしのカルテット他。ポールは80年代、わたしが一番好きだったライブエレクトロニクスとパーカッションを同時に演奏するインプロヴァイザー。近藤等則さんやポール・ローヴェンスと3人で日本ツアーをやったときの素晴らしい演奏は今でも記憶に残っている。何度もすれちがってきたけど共演するのは今日が初めて。
楽しみ。




扁桃腺のほうは相変わらず不穏。
発熱しなければいいが。