ぎっくり腰の中

otomojamjam2006-08-24

ONJOライブのミックス、無事終了しました。
現時点で全200分。どの曲も充実していて、これを2枚分(150分)にまで絞る作業、この先かなり難航しそう。
ミックスの詳細はレーベルオーナー、ダウトミュージックの沼田順のブログに多少でております。
http://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/



沼田くんのブログを見るとわかるとおり、彼のレーベルと、PSF、ジンヤディスクが手を組んで、高柳昌行の70〜80年代の音源を5タイトルも復刻しています。
当時わずか100枚しかプレスされなかった幻の作品「エクリプス」は、これまでうわさを聞くばかりの唯一聴いたことも現物を見たこともない作品で、これが出るの本当に、本当に待ち遠しかった。
名盤「AXIS」の2枚。これはアナログももってますが、今回、音が圧倒的に良くなっていてびっくり。こんなに低音も高音も豊かな録音だったなんて、今までわからなかった。この2作は、70年代の日本のフリーミュージックの宝物といってもいい高貴な素晴らしい作品群だと思います。
ジンヤからの2枚のほうは初リリースで、1枚は80年代初頭の名盤「ロンリーウーマン」発売時のPITINNでのライブ。わたしの記憶に間違いなければ、このロンリーウーマンスタイルのギターソロをライブでやったのは、あとにも先にもこの時だけ。名演だったと記憶しています。さらにもう1枚はアクションダイレクトに移行する前夜の最後のニューデレクションで、メンバーは若くして亡くなってしまった大好きだったギターの飯島晃と、高柳氏と常に行動をともにしていたパーカッションの山崎弘。会場は明大前のキッドアイラックホール。キッドは当時、今の場所より少しだけ甲州街道よりにあって、大きさや雰囲気は、今のホールによく似ていて50人も入ればいっぱいの会場でした。70年代からここでは数々のフリー系のライブが行われていました。客席はいつも10人、20人ってところ。渋谷のジャンジャンやキッドでニューデレクションは自主企画のライブをレギュラーでやっていて、もちろんPAはなし。でも強力な大爆音で、終演後はいつも耳鳴りがしていました。
今と違って、70年代80年代、日本のフリーミュージックは作品が出ることもまれで、今に至ってもライブの発掘音源もそう多くはなかったりするんで、この手の復刻や再発は、涙がでるほど嬉しいし、ものすごく意義のあることだと思っています。
興味あるかたはIMJの通販サイト
http://www.japanimprov.com/cdshop/index.html
あるいはontonsonの通販サイト
http://www.ontonson.com/index_j.html
で購入できるので、ぜひ。






いよいよ明日から最初で最後の『 see you in a dream --- in concerts』ツアーです。
中村八大の名曲の数々をさがさんや山本精一の歌、渋谷毅や僕等の演奏でお楽しみください。
明日の東京公演、江東区森下文化センター、椅子席でゆったり座って見れますのでご安心を。当日券もあります。
朋友津上研太青木タイセイも特別参加しますのでお楽しみに。





写真はグヤトーン66年製LG180T