移動、演奏、移動、演奏、移動、演奏

まずは業務連絡。
この数日、インターネットにつなぐチャンスが非常に少ないうえに、つながっても何故かメールを受け取ることができずで、メールへの返事も滞ってます。すいません。ご了承ください。


おまけにPCの無線LANの調子が非常にわるくて「Windows Time サービスをしてください・・・」みたいな表示が出るばかりで、このWindows Time サービスとやらをしても一向に症状はかわらずなんだけど・・・う〜〜〜ん、まったくどうなってるんだ。だれか教えて〜。



そんなわけで今日の日記は写真なし(あとでアップします)




さてさてネットにつながらない間なにをやっていたかというと、アムスの後はウイーン、グラーツチューリッヒと3公演。連日早朝に起きて列車やら飛行機やらを乗り継いで何時間もかけて次の会場に到着してライブをやってホテルにもどっての数日間。最長時間の移動はグラーツからチューリッヒで、朝5時半にホテル出発して、4回列車をのりついて4時半に会場に到着。強烈に疲れました。疲れたけど、演奏の内容が抜群にいいせいか、体調はOK。とにかく連日演奏していてもまったく飽きない。
おまけに各会場で、何年ぶりかの友人やミュージシャンが多数きてくれてうれしいかぎり。ブーカルト・スタングル、タケシフミモト、ビリー、サインホ・ナムチュラク、シルビア、エッカート、レネ、ネズダリのイリヤ、トリクサetc etc・・・。本当なら連日打ち上がりたいところだけど体とスケジュールに相談して、早々にホテルに。


それにしてもこのカルテットの演奏、本当に面白い。全員のキャラがかぶらないのもいいのかもしれない。それぞれが、それぞれのことをやっていて、歩み寄り方も独特で、決して安易な協調はしないのに、非常に緊張感のあるアンサンブルが成立していて、リズムやグルーブが出ているときも、いわゆる音響的な感じの演奏になっているときも、演奏のクオリティというか厳しい感じは変わらない。でもこうやって言葉で書いてしまうとなんだか安易に聞こえるなあ。まだバンドの名前すらついていないけど、とにかく、はやく音を届けたいなあ。日本にCDやライブが届くのは来年になるかな。



昨日からスイスのBiel。ここで行われる「Ear We Are」フェスからの出演依頼が今回のツアーのはじまりだった。主催者が2005年のドナウエッシンゲンでの僕等の演奏をラジオで聴いてくれたのが切っ掛けらしい。Bielはドイツ語とフランス語が共存してる街で、街中ほとんど全ての表示が2つの言語。実際街を歩くと本当にフランス語とドイツ語が聞こえてくる。フェスのパンフも2つの言語が混在。2ヶ国語ではなく2つの言語とあえて書いてる意味、わかりますよね。
昨夜は今月カヒミさんのコンサートで来日予定のハープのロードリー・デイビスに、パーカッションのブーカルト・バイン、ベースのマーク・ウォステルのトリオやらパンソニックが演奏。パンソニックと会うのはロンドンで会って以来10年ぶり。どちらも素晴らしい演奏だった。
で、今日は僕等のほかに、ユージン・チャドボーン、ジョン・ブッチャー、Darekといったところが演奏。今回は単独のGIGばかりだったんで、こうやって他の演奏が聴けるのは本当に楽しい。例によって楽屋はみなでわいわいと。


今日の演奏が終わると明日はドイツで演奏。で、その翌日はフランクフルト空港から成田へ向かう。