性格は不治の病

otomojamjam2007-01-29

連日誤植だらけの大友です。
みなさん、ちゃんと子供の時分に勉強しておきましょうね。じゃないとオレみたいに大人になって恥をかく。
ってか、勉強だけの問題じゃなくて、確認せずに先にいきがちなそそっかしい人格の問題っすね。カギの頃からそそっかしかった。
今日のタイトルの「性格は不治の病」はオレの信頼している古〜い友人がポロッといったことば。オレの中の名言集の冒頭にいれてある。




今日はアムステルダムから。マリファナと飾り窓の街に来てるってのに、行った場所といえばいつものごとく演奏会場とホテルだけ。なにしろ滞在時間はたったの16時間。この間にサウンドチェック、食事、演奏、睡眠を全てやらなくてはならない。若い頃ならいざしらず、今はドラッグにも全然興味がない。シラフが一番面白いもの。



今日の会場はOVERTOOM301。一昔前のスクワッドっぽい雰囲気があるスペース。狭い会場って聞いていたけど、東京の感覚でいえば全然狭くない。ここに入りきれないくらいの人たちが詰め掛けてくれる。200人以上いたのかな。300人くらいいたかも。例によって会場はタバコとマリファナの煙で霧がかかったよう。最近は欧州でも法律で公共の場所でのタバコが禁止されているところが多いせいか、こういう煙もくもくの会場も、なんだか懐かしい感じがする。


以前のアムスだったらこれだけ人がくると演奏中もざわざわとうるさくて、腹が立つことも多かったんだけど、今日は、びっくりするくらい静か。皆ものすごい集中力で、僕等のかなり静かな演奏を聴いてくれる。この手の音楽は、お客さんの集中力が演奏にものすごく作用する。ツアー3日目、日に日に、演奏は硬質さを増してきているように思う。静寂さと厳しさみたいなものが共存しつつ、とってもオープンで自由な感じの音楽。そのうえビートやグルーブが明確にある即興演奏。本当にいいバンドだ。まだ名前のないバンドだけど、名前をつけたほうがいいのかな?


会場には、12月にツアーをしたばかりのリュック・エックスや、以前広島の若尾悠教授のワークショップで一緒になった寺内さんやら旧友から今日友達になったIちゃんまで、演奏終了後にわいわいと。本当はもう少し会場にいたかったけど、明日は再びオーストリアに飛ばなくてならない。涙をのんで会場を後にする。また次回、アムスに来たときにはゆっくりと遊ぼうね。




友達が仙台の「without records」展の動画を送ってくれた。嬉しい。見ていたら疲れが飛んだ気がしたんだけど、気のせいかな。
この動画アップしたいけど、アップの仕方がわからないや。