シンガポール→未来館→PITINN→神戸→NHK→YCAM→北九州ビエンナー

otomojamjam2007-09-21

常夏のシンガポールから戻ってきたらさぞや涼しかろうと思ったら、全然暑い・・・例によって帰国早々24時間スーパーに走ってスイカ購入。


シンガポールであれやこれやとあったことは、また後日アップするとして、いずれにしろあそこで出会った人たちと次のプロジェクトが動き出しているってのが、まずは嬉しい収穫。(写真はシンガポールの屋台での打ち上げ)



帰国後はすぐにお台場にある未来館にいきまして「アンダーグラウンド展」の音の仕上げを。アンダーグラウンドといっても、アングラのことではなない。別名「地下展」。そう地球の地下をテーマにした科学的な展示。それの音を、オレやイトケン、梅田哲也なんかでやってるのですが・・・って、やっぱこれじゃアングラかな・・・まあ、それはさておき、なかなか面白い展示です。入り口の音はイトケン担当、で途中南極の地下の何万年も前の氷が溶ける音がヘッドフォンで聴けるようになっていて(これの録音も面白かった・・・何万年前の空気がはじけ出てくるパチパチした音が聴けます)そのあとは、「生命の樹」という展示でわたしが作った地下展のテーマ曲が流れまして(録音メンバーは 高良久美子/マリンバ石川高/笙、松本治/tb,tuba、大蔵雅彦/b-cl tubus、工藤美穂/violin、坂本弘道/cello、Sachiko M/sinewaves、水谷浩章/b、芳垣安洋/perc大友良英/g)、そのあとはこのメンバーの音源を使って梅田くんのつくった特殊スピーカーシステムを鳴らす「スノウボウル」というDVDの山口崇司の映像作品の展示があって、さらにその奥には注目の若手美術家平川紀道のハイパーな作品「46億年の時計」という展示があって、この音も同じメンバーの音源をつかったもので、展示の奥に行くとどんどんリミックスされている感じになっております。え〜と年末にはここでコンサートもやる予定なのでお楽しみに。




明日22日はPITINNで久々に菊地成孔とDUOを(残念ながらチケットソウルドアウトです)



9月24日は「音遊びの会」の神戸での公演に久々に参加。今回は学会の一環での公演のようで、いかめしいタイトルがついております「日本特殊教育学会第45回大会:特別開催公演 音の運動会」 会場は神戸国際会議場:メインホールhttp://kobe-cc.jp/access/index.html 入場料:大人¥1,000、小人(小学以上)¥500  演奏は昼間13時〜14時
詳細はここなのかな?? →http://www.edu.hyogo-u.ac.jp/shogaiji/jase45kobe.html
クソガギどもとは春に会って以来。どんだけ成長してるのか、風の噂には聞いているけど、実際に会うのは本当に久しぶり。今のオレの音楽に一番のインパクトをもたらしたのは彼等だもんなあ。楽しみ。10月13日、京都精華大学でもONJOと一緒に共演するので、お楽しみに。



そのあとは京都のNHKTVのニュース番組出演のため京都によってから、来年の企画の打ち合わせに山口のYCAMへ。




でもってそのあとは、もうじき本番を向かえる北九州ビエンナーレに。先日シンガポールで会った香港のデイクソン・ディーや、ソウルで共演したばかりのホン・チュルキとチェ・ジュニョン、地下展でも一緒になった大阪の梅田哲也、そしてもうじき結成10年になる一楽儀光, Sachiko M,大友良英によりI..S.O.が初日は巨大な倉庫跡の廃墟で特殊のセッティングの中ジム・オルークと、2日目は昭和初期にたてられたモダンビルの廃墟でカヒミ・カリィと共演します。音楽だけではなく、美術、映画、さまざまな展示やイベントが行われます。


北九州ビエンナーレ 音楽イベント『基調の響き多層の扉』
9/29土 18:00-21:00  旧大連航路上屋1号倉庫
第一部 チェ・ジュニョン+ホン・チュルキ(from アストロノイズ/ソウル) 、ディクソン・ディー(香港) 、梅田哲也
第二部 I..S.O(一楽儀光, Sachiko M,大友良英) + ジム・オルーク  サウンド 近藤祥昭



9/30日 18:00-21:00 旧JR九州本社ビル (150名限定)
第一部 カヒミ・カリィ+ I..S.O(一楽儀光, Sachiko M,大友良英)
第二部 チェ・ジュニョン+ホン・チュルキ + ディクソン・ディー + 一楽儀光 + Sachiko M + 梅田哲也 + 大友良英 サウンド 近藤祥昭


入場料 ¥3000 前売り¥2500/1日(1ドリンクオーダー¥500)詳細はここ→http://artonline.jp/indexJ.html