NHKに篭ってます
連日NHKに篭ってドラマ『白洲次郎』のサントラにかかっております。音楽の完成は来年1月、ドラマ第一話の完成ほうは、今のころ2月になる予定。全3話。全部が完成する時期はまだ未定。
今回もいろいろ新しいことに挑戦させてもらっています。昨日はサルガボのメンバー、そして浜田真理子さんがスタジオに。先月はONJOのメンバーや菊地成孔、佐々木史郎、松本治さん、あるいは、このドラマのために作った秘密のバンドのメンバーもスタジオに。他にも第一話では、多分誰にも予想のつかない、あっと驚くような大物音楽家が弾き語りをしてます(ヒント、イギリス出身、今はアメリカ在住のギタリスト)。まあ、お楽しみに。ちなみにディレクターはわたしとおなじ名前の大友さん。遠い昔、どこかで血がつながっていたのかも
先般放映のNHKドラマ『最後の戦犯』の感想、いろいろな人たちのブログをこっそりみさせてもらってます。わたしにとって、このドラマの中で一番大切なテーマと考えたのは「責任」ということです。戦争という究極の状況を描いているのでわかりにくいかもしれませんが、自分自身の問題に置き換えるなら、話は、今でもいつでもまわりにあることです。命令されてやることなら、自分は責任を負わなくていいのだろうか? そういう話でもあります。このことは、時間あるときにちゃんと書きたい。
え〜と、ドラマの感想とは別にサントラについてFMNサウンドファクトリーの石橋さんが日記に書いていてくれてます。http://news.fmn.main.jp/?eid=690281#sequel
ここにもあるけど、このドラマに限らず、サントラのCD、いい形で出せないだろうか。この15年で、膨大な数の作品をやってるけど、そのほとんどはCDになっていない。そういったアーカイブ的な作品集を作る時間が今はまったくないのがうらめしい。
放映されたら、上映されたら消えていく。それも潔くていいけど、膨大な未発表テイクも含め、そのまま消えてしまうのは惜しい気もしてる。来年50歳、まとめに入るような年齢とは思っていないが、アーカイブのことをそろそろ真剣に考えてもいい時期にきてるのかもしれない。