2008年締めくくり その1

otomojamjam2008-12-23

なんといっても2008年、オレにとっては自転車とすいかとともに過ごした山口の夏につきます。もう思い出しただけで泣けてくる〜。みんな元気かなあ。あんな楽しいことがこの世にあるなんて、全然しらなんだわ。youtubuにも作品アップされてますので、見れなかった人は、これ見て悔しい思いをしてくださ〜い。
http://jp.youtube.com/watch?v=n4TclxEtQ20
http://jp.youtube.com/watch?v=C8AdMuuDMj4
http://jp.youtube.com/watch?v=Up2UavHEHww
http://jp.youtube.com/watch?v=_n7H9fwLNN4
http://jp.youtube.com/watch?v=_Gl8_TmodzI



この先もこういう展示作品やりたいな〜って思ってたんですが、そんなときに世界恐慌がはじまりまして・・・、そんなの、オレに関係ないって思ってたけど、オオアリでございました。多分この先、こんな大規模な展示をする機会、当分ないような気がするのだ。事実、アメリカの話がひとつ頓挫しかかっている。残念だけど、仕方ない。まあ、人生自分ひとりで決められるもんじゃないしね。またどっかから話が来るのを気長に待とう。

音楽にとって展示作品というのは、大量複製されてちいさいスピーカーを直接耳の中にいれて聴かれる録音された音楽の貧しい末路に対する、音楽家の側からの異議提出になるし、なにより録音された音楽の使い道としては、最高に贅沢な方法だと思うのだ。でもそんな意味合い以上に、沢山の技術者や職人たちと、こういうものをつくるのが本当に素朴に面白かった。アーティストが作品をつくるのではなく、技術者が作品を作る・・・というのが、オレはものすごく好き。町工場のように音楽を作れたら最高だ。そんな発見に満ちたYCAMの夏だったわけですが、そうだ、恐慌なんかで挫折してなるものぞ。自分の方法を見つけて続けてやる。




明日クリスマスイヴは恒例 新宿PITINNの歌と即興のライブです。なにかみたいな音楽をやるのではなく、素敵なレストランで、すこしだけ風変わりだけど、でも信頼できる友人たちと普段着で楽しい夜を過ごすような、そんなライブにしたいと思います。

大友良英Invisible Songs
12月24日 新宿PITINN  7時半開場 8時開演 ¥3,500  Pコード:308-564
大友良英カヒミ・カリィSachiko M山本精一ジム・オルーク芳垣安洋 ほかスペシャルゲストあり
http://www.pit-inn.com/index_j.php

この日は、久々に復刻された「ギターソロ」をはじめとして、CD売り場も相当充実する予定。このへんの情報はここにも出ております→http://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/

ではピットインで