長い靴 硬い靴

オレがしょうもない十代二十代のガキだったころをよく知っている古い古い友人からメール


サンドバーグという人の詩に、


  えらそうな言葉をいったん放ったら、呼びもどすことはやさしくない。
  えらそうな言葉は長い靴、硬い靴をはいて
  いばって行ってしまう、呼んだってきこえはしないのだ
 

 というのがあります。
 私も毎日@@にえらそうなことを言ってますが、
 そして、えらそうなこと言う権利ぐらい大人にはあると思いますが
 それを友達も聞いてるということ、
 や、
 あなたには硬い靴や長い靴は似合わないということも
 思いだしてくれたらうれしいです。」



ありがたいなあ。


それなりに覚悟をもって、ああいうことを決断し言ったわけだけど、そういうことをした後は、ちょっと言いようのない後味が残るもので、上の詩はそれを、よくあらわしてくれてる。



もう審査員とかは二度とやらないぞと思ってますが、でも、今回にかぎっては、やった以上は、最後まで付き合おうと思ってる。それも覚悟の上の発言。今回対象になった何人かの監督たちから、すでにメールがきていて、次の動きがはじまっている。たのもしいかぎり。5月くらいに今回のことを受けた動きがあるはず。
言いっぱなしじゃないことはわかってほしい。彼等だっていわれっぱなしじゃないしね。覚悟しなくては。
そんなわけで長い靴も硬い靴も履く気はない。
好きなのは4000円でお釣りがくるコンバース。雨に弱いのが欠点だけど。






それから税金のことに関しては、誤解を招きたくないから言っておくけど、CO2映画祭に関しては、非常にピュアで誠実な使い方をしてると思う。しかも金額的にも清貧といっていい額を大切に大切につかってる。助成金を食い物にしてるどっかとは全然違う。だからこその提言だってことはわかってほしい。





明日は日帰りで再び大阪。
おおさかシネマフェスの授賞式。今度は自分が受ける側。そのあとは4月からはじまるKBS京都のAMラジオ番組の打ち合わせ。いい番組にしたい。