2週間ぶりのご無沙汰です
2週間もブログあいてしまいました。
この間
「あんた日記書いてないようだけど、なんかあったの?」
というお袋からのありがたい電話がありまして・・・しかし、50歳にもなって親に心配かけるとは情けないかぎりで。
ってか、両親、ブログ読んでるんだ・・・という衝撃が。やたらなこと書けないじゃないか〜。
なんででしょうねえ、いくつになっても、なんでか親に自分のことを知られるのは恥ずかしいもんで。でも、両親の存在、本当に感謝しております。ここだけの話ですが。
2週間もブログがあいたのは、ひとつにはtwitterでつぶやいてるせいもありますが、それ以上に、まとまった文章が書けないくらいいろいろと脳みそが沸騰してて忙しかったのです。とりわけ秋からはじまる水戸芸術館のENSEMBLES展の企画で、完全に頭脳のキャパを超えてしまって・・・。道を歩いていても、起きていても寝てても、なにをやっていても頭の仲はENSEMBLES 2010のことばかり。実際水戸にも何日か滞在してました。おまけに展示のこと夢にまで出てくるくらいで・・・。でも、ついさっきやっと何かつかみかけまして・・・。まだ内緒ですが面白くなりますよ。今年も。
そんな中、高円寺でJOJO広重さんと初めてのDUOをやったり(いやホント面白かったです、今度は京都や東京でJOJO、山本精一、大友というover150歳のセットもやるのでお楽しみに)、福井では「KIKOE」の上映とともに久々にクラブでターンテーブルでレコードをまわしつつソロやらL?K?OとタンテDUOやったり(福井、とってもいい企画でした。主催の三好さん、ありがとう! おかげで、タンテで皿まわすほうも、ちょっと復活しようかって気になってきてます)、で、昨日は渋谷のちいさな店BarIssheeでギターソロやら弾き語りをしたり(小さな場所での投げ銭GIGって実にいいアイディア、またやらせてくださ〜い)。
KBS京都放送のJAMAJAMラジオのほうもおかげさまで、沢山の反応がありましてうれしいかぎり。阿部芙蓉美さんやJOJOさんもゲストにきてくれたり、お便りのほうも沢山きたりで、短期で終了することなく番組続きそうであります。http://www.kbs-kyoto.co.jp/radio/jam/
で、本日28日夜はJAMJAMラジオをお休みして、夜24時から1時間のスペシャル番組「ああ素晴らしき大衆音楽」を放送します。出演はわたくし大友良英と小説家のいしいしんじさん。いしいさんが今現在はまりまくってる蓄音機をスタジオに持ち込んでもらって、1920年代から50年代までのSP盤をかけたり、わたしのもっていったポータブルプレーヤーでアナログレコードをかけたり。アコースティックの蓄音機から出てくる音のあまりの素晴らしさにうなりながらの、あっという間の60分でした。今回の番組ポッドキャスト版はないので、京都以外の方はkeyHoleTVなんかのソフトを使ってリアルタイムでぜひぜひ聴いてみてください。
そして明日29日は京都shin-biでメディアアートや美術をめぐっての座談会があります。この何ヶ月か、アートについて話す機会があれば積極的に出ていっていろいろな問題点を話すことにしてましたが、いよいよ最終回というか、これで一区切りつけるつもりです。この後は、話ではなく、水戸での作品にすべてを注ぐ所存。そんなわけで、アートについて、とりわけメディアアートの現状について言いたいことをいわせてもらう、これがラストチャンスになります。お見逃しなく。
京都 shin-bi (四条烏丸 cocon烏丸3F)
2010年 5月29日sat. 17:00open 17:30start
Adv.2000 円 Door.2500円
ディアアートの受け取り方、受け取られ方-
大友良英+小崎哲哉(編集者/『REALTOKYO』『Realkyoto』発行人兼編集長)+三輪眞弘(作曲家/IAMAS(情報科学芸術大学院大学)教授)+藤幡正樹(メディアアーティスト/東京藝術大学大学院映像研究科長)
http://www.shin-bi.jp/modules/wordpress2/index.php?p=240
そうそう、6月12日にはいよいよ「大友良英サウンドトラックス vol.0」が出ます。今後10年20年かけて出すつもりのシリーズの最初の1枚です。詳細はここhttp://fmn.main.jp/wp/?p=2281
アマゾンでの予約もできます。
待望の阿部芙蓉美さん歌う「その街のこども」や映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」から「私達の望むものは」まで入って約30分全6曲入りで1050円。もしかするとあっという間に売れてしまうかもなので、ご予約おわすれなく。