オフサイト

otomojamjam2005-02-17

ども

え〜と、あさって19日ギターソロのレコ発をやる代々木のオフサイトですが、行った事ある方ならおわかりと思いますが、木造のただの住宅を改造したたけのギャラリーです。そんなわけで防音設備もなく、だから皆ここに出演する際は非常に小さい音の演奏をしてきました。これがオフサイト系の音楽の大きな個性になって、欧州ではこのスタイルがオフサイトの名とともにある種ブームみたいになったわけですが、それはさておき、そんなわけで
会場は非常に狭くて、お客さんも30人はいればいっぱい、無理をしても40人くらいしかはいれません。近所も住宅なので、外で列をなしたり、たまってがやがや雑談するのも厳禁です。
ということででオフサイトからのお願いです。

                                    • -

開場時間(19:30〜)ならびに開演後(20時以降)は近隣への迷惑、および演奏音のさまたげになる為、入場制限をおこなう可能性もあります。会場は準商業地域ではありますが一般民家が隣接している為、御協力の程、よろしくお願いいたします。   OFF SITE

                                                              • -

OFF SITE 渋谷区千駄ヶ谷5-23-7  最寄駅:JR / 都営地下鉄大江戸線「代々木」電話・ファックス:03-3341-5557 地図は以下で見れます
http://www.japanimprov.com/baraoyama/map.htmlはじめてだとかなりわかりにくいので覚悟してきてください。基本的には夜しか営業していません。

                                        • -

あと、オフサイトでは予約というのは受けませんので、確実に見たい方は早めにご来場ください。それでも40人以上になった場合は入場を制限させてもらう場合がありますので、ご了承ください。それから演奏開始以降は、入場制限と同時に電話線も切りますのでご了承ください。入れないからってまちがっても入り口のドアをドンドン叩いたりしないでくださいね(笑



ぼくらのホームグラウンドのオフサイトは4月いっぱいで閉まる予定です。で、ここの最後のライブは4月30日のFilamnetです。ちなみにオープニングは5年前やはりFilamnetでした。
今でも覚えているのですが1998年、I.S.O.で新宿のPITINNに出演したとき、なんと有料入場者は17人、ほんの1年前GROUND-ZEROで200人近い人がきていたのにです。
当時僕等のやろうとしている音楽は、それまでのお客さんから激しい拒否反応をうけていて、いやお客さんだけではなく、仲間だったミュージシャンとの人間関係すらあやうくなるくらい、私自身がつっぱって過去を切り捨てようとしていました。
で、本当にやる場所がなかったときにはじまったのがオフサイトでした。オーナーの伊東篤宏、ゆかり夫妻は美術家で、ほとんど音のない音楽や、まったくなにも展開しない僕等の音楽の意味をいちはやく見抜いた人たちで、杉本拓、秋山徹次、中村としまるSachikoMといった人たちが毎週末のように、ここの2階のカフェにあつまり、チェスをしたり、くだらない話をしながら、新しい音楽を展開させていきました。毎週のように、ここでなにか新しいことがおこり、また音と美術の境界を行き来するような面白い作品が沢山展示されてきました。ここならお客さんが20人もくれば、いい感じにうまります。PAもないので、小さい音でやりさえすれば、あとは自由。本当に素晴らしい5年間でした。
幸か不幸か、この場所は期間限定で借りている場所で、この4月で5年の期限がきれます。つづけてほしい・・・という強い気持ちもあるのですが、でもその一方で、5年ってのはいい区切りだな・・・とも思ったりもしてます。なにより決して黒字になることのなかったオフサイトを副業をしながら5年間も運営してきた伊東篤宏さん、伊東ゆかりさんの苦労は並大抵ではなかったと想像しています。伊東さ〜ん、ゆかりさん、本当に感謝してます。
ということで4月30日ここで東京では久しぶりのFilamnetをやります。
で、Filamnetに関しては混乱が予想されるので電話予約にしたいと思います。ただし、オフサイトの営業時間は夜だけですので営業時間中に電話をして直接予約してください。留守電に予約をいれても無効ですよ〜。で、万が一あまりにも応募が多い場合は入れ替え制の2セットにすることも考えたいと思います。
オフサイトがしまるまでのあと2ヶ月半、他にも沢山ライブがあります。2階はCDブックショップでカフェにもなっています。実際にどんな場所で、新しい音楽が生まれてきたのか、若い皆さん、ぜひその目で確かめてみてください。
これならオレでもやれるかも・・・って思った人は、実際にそのことを考えてみてくだい。とても大変なことだけど、不可能ではないはずです。東京でなにか新しい場をつくるときはいつでも地価との戦いになります。そこをクリアできる頭脳と行動力をもった人たちは場をつくることを考えるのも手です。おっと長くなってしまいました。


明日はPITINNで芳垣安洋兄貴のバンド「EMERGEMCY!」久々のライブです。今現在、唯一わたしがサイドメンとして参加してるバンドです。多分来年くらいにはアメリカ盤のCDも出ます。お楽しみに。

今日はこれから映画がらみの打ち合わせです〜


今日の写真もてんとう虫型ターンテーブル。「ギターソロ」発売記念でアップです〜。