青山CAYより実況

otomojamjam2005-02-26

今青山のCAYにいます。
きてみてわかったのですが、っていううか事前にちゃんと聞いとけって話ですが、今日わたしが出演する前の時間の7時半からピエール・アンリリュック・フェラーリAphex Twinなんかのマルチスピーカーシステムの作品も上演されるんですね。楽しみ。わたしの出番は8時半から。
今リハを終えた感触だと、弱音からやや大きめの音量の間で、ミニマルにやるのが非常に効果的で面白いので、27チャンのスピーカーシステムを使ったソロをCathodeなんかでやったコンセプトでやる予定。
では会場で。



はやめに帰宅ののちplanBのフリーペーパーに連載している原稿をあげる。ここを書いてるくせに、出来ないなんていえないもんなあ。内容は昨年いった台湾のフェスのことなど。いずれメルマガのJAMJAMでも配信します〜。


ポストをみたら雑誌ユリイカ「ポストノイズ特集」がとどいているが、やることが多くて今日は読めず。 内容についてはじっくり読んで感想を書きたい。




青山のGIGこれについても書きたいことがたくさんあるのだけど、寝不足がつづいているのでまたの機会に。今日は、マルチのシステムに対する自分自身のスタンスと態度を明確に作品に出来た・・・という意味でとても満足している。焦点は2つ、マルチシステムで定位が明確になる音と、定位の見えない音の2つを置くこと、そして定位のないモノラルからはじまり、ラストは定位のはっきりとしたモノラルの音で終わる・・・という2点だ。途中は無論27チャンネルのシステムをフルに、この2つの音だけでつかう。久々にわかりやすい批評的な演奏をしてしまったけど、作品としては良い出来だったと思う。さそっていただいた柴山先生ほかスタッフの皆さんありがとう。こういう実験はどんどんやるべきだ。明日ZAKやメルツバウがどんな演奏をするのか楽しみだけど別件で行けない。残念。マルチシステムについては、オレなりの意見や考えもあり、いつかちゃんとした文章を書きたい。そのときは、ピエールアンリの近年の作品よりも、宇波拓やクザビエ・シャルルなんかがやっているマルチスピーカーシステムこそが今の可能性だということを書くことになるだろう。


明日も早起き。