キッドのザビエ
キッドアイラックのザビエ・シャルルにお越しいただきありがとうございました。彼にとっては初の日本、非常に満喫していたようです。昨夜は彼のクラリネットとわたしのフィードバックだけのギターのDUOと、彼、梅田哲也、宇波拓のスピーカーによる演奏のトリオ。どちらも、ものすごく良かったと思います。わたしとのDUOは、多分、あんな感じでフィードバックとアコースティックのみでモジュレーションだけをする即興なんて、今まであまりなかったんじゃないかな。ああいう語法が、自分の中で普通のものになったというか、Cathodeをつくって6〜7年の歳月がたったんだなって、演奏終了後、なんとなく、ひとりで思ってました。このDUOはあさって25日に大蔵雅彦さんのスタジオで録音して将来CDになる予定。実はザビエは、1月のオーケストラにもクラリネット奏者としてさそっていたのでした。残念ながらスケジュールがあわなかったのですが、来年やる機会があったら、ぜひ誘いたいなって、切実に思っています。彼とアクセル、ジョンブッチャーでやってるトリオをカナダ見たのが数年前、このときあまりに素晴らしくて、で、ここでのホーンのアンサンブルの姿が、ONJOのある部分のヒントになっているのです。