ザビエとレコーディング
今日は品川の大蔵雅彦家のスタジオで、ザビエ・シャルルのクラリネットとわたしのギターでDUOレコーディング。エンジニアは大蔵くんの奥さんの雅恵さん。ザビエはもともとクラシックから現代曲のレッスンをみっちり受けた後、ジャズや即興に来ている人で、当然のことながらそのクラリネットは驚くくらいのスーパーテクニック。大蔵家にあった現代曲の難しい譜面を初見でさらっとふいたりするのですが、でも、そういう部分は実際の即興演奏では一切表には出さないというか、勿論一音聴けば、その凄さはすぐにわかるのですが、そういう部分で音楽を作っているのではないところが好きなんですよね〜。それはココロがこもってるみたいなことではなくて(そんなうざったいものはどうでもいい)もっと、クラリネットを息を変調する機械として冷静にあつかっていて、言ってみればこの機械の非常にすぐれた技師であるってところが素晴らしい。わたしのほうは主に弱音のギターフィードバックのみで。クラリネットの生音とフィードバック音のモジュレーションのみによる即興演奏。とっても個性的な録音になったんじゃないかな。この録音はそのうちフランスのポトラッチからCDで出る予定。録音終了後は宇波拓も合流して近くの居酒屋で遅い夕食。ザビエは明日早朝フランスに帰国します。お疲れ様〜。彼にはまた来て欲しいなあ〜。
明日は新宿ロフトでRECK,中村達也とセッション。ジミヘン、ストゥージーズ、キンクス、フリクションなんかのカバーをやります。リハでは、もう2人のリズムが素晴らしくって、ロックはこうでなくちゃ・・・・って感じ。RECKとステージでやるのは10年ぶり。おまけに3人編成のロックバンドはオレはじめてかも。思う存分自由にパンクギターをやらせてもらいまっせ。ものすご〜い楽しみ。新宿ロフトでお会いしましょう。