サンテティエンヌ「Musiques Innovatrices」

otomojamjam2005-05-28

昨夜は夜中の4時にホテルにもどり1時間だけ仮眠をして早朝の列車で、サンチェチェンへ。ここの会場は炭鉱の跡地で、今は博物館になっているとはいえ、ほぼ当時のままの建物に当時のままの仕事着が天井から何百着もつるされている。オブジェかとおもったら、当時からそうやって仕事着を置いていたらしい。なんだか牢獄のようにも見える。ここでもフェスティバルがおこなわれていてユタカワサキやアレックス、ジャン・フィリップとまた再会。アクセル・ドナーやジョン・ティルバリーにも会場で「やあ、やあ」と挨拶。このフェスをやっているのはサックス奏者のブルーノ・メイエ。


会場に着くなりバイブラフォンが壊れていて、まったく使えないのが発覚。もうこちらは疲れているのにいい加減にしてほしい・・・と、すこしカリカリしてしまう。皆疲労のピークを越えているってのに、本当は一番しっかりしなくてはいけないオレがカリカリしてどうする・・・と思いつつやっぱりカリカリ。まだまだ人間が出来てない。
そんなこんなで本番もいい感じでやったのだけど、ユリイカの演奏でアルフレッドがひとり独走してしまうのにまたカリカリ。演奏がおわったあと、すっとんでいって彼に文句をいって喧嘩に。正直これにはへこんだ。バンドリーダーが、皆疲れ果てているこんなときにこんなことをやってどうする。


ホテルにもどったのは深夜12時半。明日は朝4時にホテルを出て空港に向かわなくてはならない。こんな無茶なスケジュールで、素晴らしい演奏をしてくれている皆に申し訳が無い。しょぼん・・・


くそー、もう、しっかりしろ、オレ。


明日はロンドン経由のブリディシュエアウェイでスコンとランドのスターリングへ。