アジアン・ミーティング・フェスティバル
そうそう、9月にやるアジアン・ミーティング・フェスティバルの詳細がすこしづつ決まりだしています。多分香港、北京、台北から1名づつ、ソウルから数名のノイズメーカー達をを呼べそう。期日は9月23〜25日。場所はなんと新宿PITINN。こういうのがPITINNであるってのもいいかなって思います。日本側のメンバーは未定ですが、来日組のソロのほかにさまざまなコラボレーションや、ONJOにアマチュアのミュージシャンも加えての強引なセッションとかも企画中。詳細はおまちください。おぼえてないかもしれませんが、4月にあった中国や韓国での反日デモが、これをやろうと思った大きな切っ掛けでもあります。オレは、顔の見えないところで、やれ反日とか、靖国とかいってデモをしたり自分達の歴史観だけをいいたてるようなことは嫌いです。というか情けない。少なくともオレみたいに、国という単位でものを考えないようにしているものにとっては、とても不幸なことにしか思えない。今回のフェスは一切政治的な目的があってやるわけではないですが、まずはこんな近くにいながら、歴史を理由に国を理由にいがみあう前に、実際に僕等の側からも、まったくことなる音楽の歴史をもつ彼らと作業をしてみようよ・・・というのが素朴な出発点です。無論きてくださるかたは反日デモをして日本料理店を襲撃するようなひとではないですし、僕等だって新しい歴史の教科書を支持するような人はまわりほとんどにいません。はじめからあの出来事からは距離をおいている人間達です。でもその距離をおいている僕等でさえ、ノイズやアンダーグラウンドミュージック好きという共通点のあるぼくらでさえ、欧州のミュージシャンとのようには、交流が頻繁ではなかったりするのです。だからまずは風通しをどんどんよくしていきたいなって思ってるんです。
手伝ってくださるかた・・・というか具体的には、飛行機代とか、宿泊のヘルプをしてくれるスポンサーになってもいい、カンパしてもいい・・・というかたがいましたらぜひ連絡ください。連絡先は右のくるくるまわるターンテーブルをクリックすると出てきます。
ところで今はさがゆきsings中村八大の編集中。
明日、昼間は尊敬する佐々木敦さんとのDVD対談ののち、夜はレックとのリハーサル。