神戸のワークショップと吉祥寺の風呂屋

otomojamjam2006-07-25

一昨日は久々に神戸大学知的障害者のワークショップに行って来た。わずか4ヶ月ちょいあってなかっただけなのに、子供たちみんな成長していてびっくり。身長が伸びた子もいるけど、それだけじゃなくて、みなどんどん即興演奏をやっていて、今年の1月の頃から考えると、もう別世界。子供たちだけじゃない。ワークショップメンバーの沼田さんや森本アリくん他みんなが、ものすごくたのもしくなっている。もう、オレがいなくても全然大丈夫って思っちゃった。
  これからもなるべく地元の人たち中心にやってほしい・・・というのがわたしの密かな、しかし強い願い。やはりそこに住む人たちで、考えながら自立してやっていくのが本当だとおもうからだ。
 そんな思いもあって、先月の段階では本当はもう参加しまい・・・って思っていた。参加したらついつい大きな声で手伝ってしまう。でもちょっとだけ事情が変わって、10月に東京公演をやることになり、それにむけて、いろいろと大人の事情もあったりして、関係の人たちと何度かかなり長い時間話し合った。その結果、かたくなに完全に関係を絶つのではなくて、多少のかかわりをもつのが現実的な選択のような気がして、少しだけだけど気がかわった。邪魔をしない程度に、10月末に行われる東京公演までの間は、側面サポートにまわろうと思っている。
  でもまあ、そんなこんなの理由とは別に彼等彼女等の中にはいると、とってもほっとして幸せなのも事実。ひさびさに会って、ちょっと嬉しかった。短い時間だったけど、いろいろ苦労をともにした仲間だもの。 あと少しの間だけ、薄く関わろうと思う。





ところで書き忘れたけど、先週は吉祥寺のお風呂屋さんでおこなわれた遠藤賢司のライブにも行った。明治神宮といい、風呂屋といい、最近はどうやら本来コンサートをやる場所ではないところでの公演が気にいっているようだ。エンケンさんのライブはいつ見ても本当に素晴らしくてココロ踊る。風呂屋にでっかく書かれた富士山と、考えられないくらいモワモワしたリバーブが、また独特の効果をもたらしてくれる。気づいたらケロリンの赤文字が書いてる黄色い風呂桶を手に、ぼこぼこ叩きながらアンコールしていた。今日もまだ手が痛い。


この「風呂ロック」と題されたイベントは、地元吉祥寺の有志達によっていろいろな出演者で何度かおこなわれていて、エンケンさんが最終回。で、そのファイナルイベントが9月17日に予定されていて、このときに、この風呂屋さんでオレもライブをやる予定。
風呂屋で何をやろうか。
場所やそこに関わる人から音楽を考えるのはとっても楽しい。