フランスからボランティア募集で〜〜〜す

といってもフランスでってことじゃなくて、7月からひらかれる山口YCAMでの展示の話。詳細は下に。ぜひぜひ参加まってます。


そうそう、心配かけましたが親父、無事に退院しました。大事に至らずよかった〜。ほっとしました。無理しないでこのさきも長生きしてください。



さて、オーストリアウーリッヒブルグのフェスのあとは、ミュンヘン経由でパリに。パリのはずれ、アフリカ人が多く住むモントリアルにあるアンストン・シャビレでワークショップと2日間のライブを。どちらもとっても面白かった。ここのとこパリはいつも大きなコンサートで、会場とホテルを行き来するだけたっだんで、今回は久々にパリを堪能。といってもパリの中心には全然いかずで、ひさびさにきたアンストン周辺で3日間フランスの若手ミュージシャン達と演奏したり、カフェにいったり。いい時間でした。
で、今日からフランスのナンシーへ。もちろん第25回になるフランス最大のニューミュージックフェスの老舗、Musique Actionに出演のため。今回は3日連続で出演。9日は『幽閉者』。10日はInvisible Songs。11日はギターソロ。幽閉者で共演の飴屋法水Sachiko M、Invisible Songsで共演の浜田真理子山本精一アルフレード・ハルト、近藤達郎、ナスノ・ミツル、芳垣安洋・・・今日は続々日本からメンバーがナンシーに集まってきてます。明日は幽閉者の秋山徹次とロードリー・デイビスもナンシー入りの予定。
今日は会場でザビエ・シャルルやジョン・ブッチャー、メタムキン、フランツ・ハウツィンガー等とやあやあと挨拶。このあとも続々と各国からいろいろなミュージシャンが集まってくる。楽しみ、楽しみ。



さて、こちらでツアーをしてる間にも山口YCAMで7月にオープンする『ENSEMBLES』展の準備が着々と進行しております。昨夜も4月末に録音したカルテッツ用の音源をチェックしつつ案を練っておりました。
この展示、YCAM全館を使って4ヶ月間も行われるもので、しかも新作ばかり4点と、コンサートやワークショップまで行う関係で、人手がいくらでもほしいのです。ということでボランティアスタッフ募集します。まずは6月中下旬、『without records』の制作設置をてつだってくれるボランティアスタッフ募集です。今回も前回の仙台同様美術家の青山泰知さんとの共同作業。ただし仙台のときの倍以上の数のターンテーブルを使います。内容も大幅改変で、ほぼ新作といってもいい内容になる予定。ボランティアの皆さんにお願いしたいのは、昔のポータブルプレーヤーをつかって、ちょっと手をくわえてレコードなしで面白い音がでるように加工したり、それを設置したりって作業です。特に工作の好きな方、電子音楽とかをやりたいとおもってる若い方、いや若くなくてもいいっす。ぜひぜひ手伝ってください。専門の技術がなくても全然大丈夫です。もしかしたらまったく工作経験がなくてもいけるかも。かえってそのほうがおもしろいかも。いっしょにわいわいやりながら百数十台のプレーヤーと格闘しましょう。ちなみに仙台のときは、自動車修理が本職の方がものすごいスキルを発揮したかとおもえば、工作なんてしたことない女子の方が、ムードメーカーになってくれて、その後は、みなものすごく仲良くなったりとか、連日打ち上げにいって破産しそうになったりとか、ボランティアの一人がその後GRID605で演奏したりとか、いろいろドラマがありました。いや〜楽しかった。今回はどんなドラマがあるやら。募集の詳細は→http://www.ycam.jp/news/without-records.html


ほかにも8月23日オープンの『orchestras』のほうでもボランティアスタッフ大量に募集することになると思います。これは多分8月あたまから23日までになるかな。


その他展示に使うギターやターンテーブルも募集してますのでぜひぜひ詳細はこのさき随時情報アップされる『Ensembles』展の総合サイトの方のチェックを→http://www.ycam.jp/art/2008/04/ensembles.html



写真上、ミュージックアクシオンからザビエ・シャルルとエチオピアのGetatchew Mekurai。下はアンストンでのワークショップメンバーのアルノー、アレックス、ジャンフィリップとちかくのカフェで。この日はなんと6人で22杯ものビールを。
その下はふたたびミュージックアクシオンからジャン・フィリップ・グロス、ライオネル・マルケッティ、ザビエ・シャルル、フランツ・ハウジンガーのカルテット。