Musique Actionレポート2 幽閉者

otomojamjam2008-05-10

昨年2月の浅草公演以来の『幽閉者』。ミュージックアクションの一番大きな会場に浅草のときと同様、円形のセッティング。入り口から時計回りにロードリー・デイヴィス(テーブルトップハープ)、山本精一(el-g)、ZAK(sound)、Sachiko M(sinewaves)、秋山徹次(ac-g, el-g)、飴屋法水(音具)、大友良英(el-g,TT, ds)の7名が、約500名のお客さんをとりまくようにセットアップ。いや〜、もう、ものすごく面白かったです。非常に満足。自分で良かったって報告するのも、いつも内心どうかともおもうんですが、でも、だれもレポートなんてしてくれないし。いやほんと、素晴らしかったです。もう映画の幽閉者からはかなり離れてもいいやって思っていたんですが、やってみると、実は全然そんなことはなくて、いつもは映像を考えて演奏することなんてないのに、今日に限っては、足立正生監督の映像が頭の中を駆け巡りながらの演奏でした。


演奏終了後は、もうほっと一安心。今日もゲタチュウ・メクリアとThe Exの演奏、ほんと楽しみました。すっかりオレゲタチュウファンです。で、すごいのはゲタチュウさんだけじゃなく、おなじエチオピアからきてるダンサーのメラク・ビレイ(写真上)。この小柄のダンサーのすごいこと、すごいこと。なにに例えたらいいのかわからないけど、そのものすごい動きをみてるだけでも、もうこちらの体がつられて動いしまう感じ。ほんと、まいりました。


明日はよいよInvisible Songsヨーロッパ初演です。




写真は 幽閉者サウンドチェック中の飴屋法水、ロードリー・デイビス、秋山徹次