それで順調! シンガポール 深夜3時 

otomojamjam2008-06-05

PITINN、サウンドアナトミア出版記念ライブにお越しの皆様ありがとうございました。いろいろな方がネットで感想をアップしてるみたいなので、わたしのほうは北里さんがmixiでアップしたものから一部を引用することにします。彼は「浦河べてるの家」の理事を務める向谷地生良氏のテクスト『ケア その思想と実践1』を引用したあとにこう書いてる。

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この考え方を敷衍すれば,異色セッションがうまくいかないことこそが,私たちにとって,あるいは現在の音楽にとって,大切なもの,本質的な関係を宿しているということになるだろう。うまくできること,失敗しないこと,そのためだけに演奏技術を磨きあげることは,「悩みや不安を強迫的に根こそぎ除去しようとする」ようなもので,そのようにうまくこなされたセッションによって私たちに「安心がもたらされる」わけではない。。「べてるの家」では,そこが問題だらけの場であればあるほど,苦労があればあるほど,みんなでこう言うそうである。「それで順調!」

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というわけで実り多き順調なライブでした。


翌日4日は、われらがJoy Heightsのファーストアルバム(写真上)の発売日でありました。昨夏、ぼくらは川越にあるGOGO KINGスタジオに何日もかよいつめてこれを録音していたのだ。やっと発売。もうめちゃうれしい。レコ発ライブは6月12日、代官山ユニットで。前回は時間の関係でアンコールも出来ない状態でしたが、今回は思う存分がつ〜〜〜んとやります。がんがん踊りに来てください。



でもって今日はシンガポールにきております。真夜中なのに27度。めっちゃ蒸し暑いです。つくなり早々好物のラクサを屋台で。でもって、ホテルにもどって、さっきまでたまってしまったメールのやりとりを。大好きなことをやるのには、いくつもの山も谷もあるのだ。こちらも「それで順調!」なり。


PITINNの吉増さんとわたし