帰国早々緊急告知なのだ
無事帰国しました。the thing とのすばらしいツアーのこと、ロンドンの新しいスペースCafe OTOでのこれまた歴史に残るようなセッションのこと等々、そして、昨日吉増剛造さんとやったDUOのこと(なんとわたしは生まれてはじめて人前でピアノで演奏しました。といっても無論エレクトロニクスは使ってます。ピアノフィードバックといった方が正確かな。これまじで今後の大きなテーマになりそうです。来年以降もやるのでお楽しみに)・・・とまあ、書きたいことは沢山あるのですが、いつも忙しいとやってしまうのですが、告知怠ってましたので、そちらを。
まずは明日! というかもう今日、29日の土曜! 新宿PITINN! NY在住15年の朋友、GROUND-ZEROのオリジナルメンバーでもあるベースの加藤英樹のバンドGREEN-ZONEのわずか一回だけの日本公演をおこないます。メンバーは同じくGROUND-ZEROのオリジナルメンバー、わたしにとっては最古参の親友のひとりドラムの植村昌弘、それにわたしの3人。って、まんまオリジナルGROUND-ZEROのメンバーです。が、内容はもちろん加藤くんの作品、コンセプト。でも音は、今から18年前にこのセットで活動していた、あのときのスピード、音色に、その後僕等が見つけてきた野太さのようなものが加わった硬派のバンドです。
今回はそのGREEN-ZONEのCD先行発売記念のライブでもあります。CDに入ってる「ベイト」、名曲ですよ。
CDの発売は新しく出来たレーベルDIsc Callithumpから。ちなみここからはもう一枚、2003年にスパーデラックスでやった、フランスの現代音楽、ミュージックコンクレートの先駆者リュック・フェラーリの作品『Archives sauvés des eaux』も発売になります。この作品、自身の手による彼の過去に集めた録音を使ったCDJの演奏と、わたしのターンテーブル演奏のDUOによる完全ライブ録音で、彼の最後の録音のひとつです。生前からリュックはこの作品をCD化したがっていました。ボーナストラックには10分ほどの当日のライブ映像も納めらています。ジャケット写真はカヒミ・カリィさん。素敵な写真です。(右上写真がジャケット表)
どちらも12月1日発売ですが、明日29日PITINNで先行発売します。基本的には大手のショップには置かず、ライブ会場と通販、そして一部の理解ある小売店のみでの販売になります。
ってことで通販はここ。
Disc Callithump専用の通販サイトでの販売となります(2008年12月1日オープン予定)。
URL: http://disc-callithump.galabox.net
ライブ情報はここ
http://www.callithump.info
"Kato Hideki's Green Zone 2nd CD『Bayt』発売記念ライヴ"
バグダッドの米軍管理区域の名称をグループ名に配し、"アメリカ帝国主義"の現在を題材に作曲された楽曲群を奏する、「GROUND ZERO」の初期メンバー3名を擁するヘヴィーでダークなスリーピース・バンド。2作目となるCDの発売を記念しての2年9カ月ぶりの東京ライヴ。
出演:Green Zone[加藤英樹 (bass), 大友良英 (guitar), 植村昌弘 (drums)]
11月29日(土)19:30 open/20:00 start @新宿 PIT INN
tel. 03-3354-2024 http://www.pit-inn.com 料金:3,000円(1ドリンク付)
予約受付:新宿 PIT INN tel. 03-3354-2024 e-mail: shinjuku@pit-inn.com
さらにあさって(明日)30日日曜日には国立のジャズフェスに大友トリオで出演します。
http://powerjazz2008.web.fc2.com/
●第1部 (15:00〜) 梅津和時(reeds)×中村達也(ds)
●第2部 (16:30頃〜) 大友良英(g)トリオ(鈴木正人(b)・芳垣安洋(ds))
●第3部 (18:00頃〜) 渋さ知らズオーケストラ
一橋大学兼松講堂/国立市各屋外特設ステージ
チケット 一般 前売: 3,500円 当日: 4,000円