またもや from 京都
またもやぎっくり腰。
扁桃腺がなおったとおもったらこれだからねえ。
まいった。
うっすらいつも不健康。
わかってます、普段のオコナイが悪いのです。
え〜と、で、京都にきております。
大森立嗣監督の新作の音楽を終えて、次なる仕事はENSEMBLES 09 EXTRAの第2弾、新作の「hands」の製作。
ということで、今これを書いてるのは、京都は寺町、二条をちょいと下がったところにあるギャラリーテラ。
ここは竹の紙を専門にあつかう全国でも珍しいショップとギャラリーで、なんでオレがここにいるかというと、中学時代の同級生の菅野くんが今や有名な竹紙の作家「菅野今竹生」になってまして、で、彼と初コラボレーション作品を作っている次第。
というわけで、久々の京都なのに祇園に繰り出すことも出来ず(ってか、繰り出し方すら知りませんが)、雄琴にタクシーで乗りつけることも出来ず(ってか、いったいどこにあるのかすら知りませんが・・・それ以前にだいたいこの腰で・・・)、ず〜〜〜〜〜っと、男3人、真っ暗なギャラリーで作品を作っております。
実は、ここでもちらちら書きましたが、制作は5月からはじまってまして、映像作家の小林正氏にはいってもらい、菅野くんの地元の和歌山県龍神村に竹紙をすいてるところを撮影にいったり、京都のマザーシップスタジオで、わたしのギターや竹紙をすくところを撮影、録音したりしておりました。で、この映像を立体に組まれた竹の紙に投射しつつ4チャンネルのシステムで両者の音が多少のランダムさをもってミックスされる作品をつくっております。昨日あたりから作品の様子が見えてきて・・・これ、いい作品になりそうです。まあ、お楽しみに。
同時に、竹の紙で作られた1枚1枚完全に違うジャケットに入ったナンバー入り300枚限定のCDも、ここギャラリーテラのみで独占販売になります。わたしのアコースティックギターやカリンバ、そして菅野今竹生の竹紙をすく音とのDUOです。ジャケも中身も自信作です。
例によってこの作品もワンコイン展示の一環でわずか500円で見ることが出来ます。期間は9月1日から13日まで。どうかお見逃しなく。
写真は上からジャケット制作中の菅野今竹生
すぐ上の写真は、投影する立体竹紙の制作風景
立体のデザインは小林さん(左側)が中心になり制作すすんでおります
下の写真は、ためしに映像を投影、
わたしの写真が下手でうまく写ってませんが。
ENSEMBLES09 休符だらけの音楽装置展 EXTRA
『hands -響きあう手-』
ギャラリーテラ今年10周年記念
大友良英+菅野今竹生+小林正 音と竹紙と映像のサウンドインスタレーション
会期 2009年9月1日(火)〜9月13日(日) 11:00〜18:00 月曜休
会場 ギャラリーテラ 京都市中京区寺町通二条下ル 京都市役所より徒歩2分
入場料 500円
http://www.teramachi-art.jp/shop/shop-info/gallery-terra/
•スペシャルライブ*
9月6日(日)19:00〜 ギャラリーテラにて
大友良英ライブ 〜小林正星の映像とともに〜
料金 3000円(入場料込)
先着30名(予約受付中)075−257−1755
竹の紙を漉く手、ギターの弦のを爪弾く指、立体的に組まれたさまざまなテクスチャーの竹紙にランダムに写されるふたりの手の接写映像によって再構築される新しい音楽体験。大友良英の手による音楽展示シリーズ「ENSEMBLES」が、竹紙作家菅野今竹生、映像作家小林正との初コラボレーションで京都にやってきます。竹の繊維、水や弦が彼らの手の動きによって響き合う静寂な音楽をお楽しみください。
展示の音を元につくられた菅野今竹生手製の竹紙ジャケットによる300枚限定CD「hands」(2500円)も会場限定で発売します
開く毎に変わる「ENSEMBLES展」ホームページ
http://www.ensembles.jp/
あ、え〜〜と、ミクシーという閉じたサイト限定になってしまいますが、敬愛する最高に素敵な音を出すギタリスト磯端伸一さんが、ミクシーにこんな文章書いてくれてはります。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1268326969&owner_id=580007
ぼくらの新しいCDもうじき発売ですが、その経緯も含むふたりの20年間の話です。