ツアーなんて大嫌いだ〜

otomojamjam2010-01-29

2月1日から半月ほど、FENで欧州ツアー。いつもながらツアー前は、ツアー行きたくない病がはじまる。飛行機なんて大嫌いだ〜〜〜〜〜!



その街のこども」 反響今だにやまず、ついに再放送決定しました。
NHK BS2 「あなたのアンコールサタデー」 1月30日(土)13:30からです。
見逃した方はぜひ。
その街のこども」のサントラ録音メンバーによるライブの企画も着々進行中。4月後半PITINNを予定。





この数日は、その前にいろいろとやっておかねばならいことを。
まずは首にできたアテロームの手術後の抜糸。手術のときも先生と雑談しながらだったんですが、そのときにこの先生の息子さんがミュージシャンであることが発覚。おまけにオレのよく知ってる奴のバンドのメンバー。
「え〜〜〜、○○ならよく知ってますよ〜」なんて驚いて首を動かしたら、いててて・・・。
無事に抜糸を終え、おまけに息子さんの入ってるバンドのCDもいただいた。さんきゅう、先生。



一昨日の前半はシンガポールのザイ・クーニンとのアルバムのマスタリング。詳細はいずれ。これ5月にdounbt musicから出ます。



そして後半から昨日の夜中にかけては、加藤直輝監督、スネオヘアーともさかりえ出演の「アブラクサスの祭」。なんと通常の商業映画にもかかわらず、音楽録音に入る前にノイズ録音を。効果音(SE)でも劇伴でもなくノイズ。映画の中で実際になってる音もあれば、頭の中の音もあり。昨年の横浜監督もそうだったけど、映画が、僕らのやってきたことを特別扱いせずにニュートラルに受け入れだしてくれてるような・・・そんな出会い。
そして、まだ詳しくは書けませんが先にエンディングテーマの録音も。みんな、まんまの声。そこがとてもいい。うまいとか下手とかじゃなく、息づかいとか、声のひだのようなものから聴こえてくるなにものか、それをみつけられればそれでいい。だからいまだに音程修正するようなポップスが好きになれない。まんまでいい、本当にそう思う。
撮影現場でほとんど笑うことのなかった監督もうれしそうに録音現場を見ている。そんなに嬉しそうだとオレまで嬉しくなるじゃねえか。
これから劇伴の作曲をして2月に録音、3月のダビングという作業でそれらすべての音が映画ついて、はじめて映画が完成する。今回は効果音の人たちとの作業も楽しみだ。
(写真はノイズ打ち合わせ中の監督とオレ)



そして今日は日活撮影所で篠崎誠監督の「東京島」の初打ち合わせ。篠崎監督とは、これが初めて。いろいろお手数かけますがよろしく!  こちらは「アブラクサス」とは対照的に巨大なスケールの音楽が必要になりそう。どんな音をならしたろうか。どか〜〜〜ん!!!  わくわくしてくる。