cafe OTO 初日
昨夜はcafeOTO初日。実にいい気分、いいライブ。FENのライブは毎回まったく違う感じだけど、昨夜も一昨日とは別のバンドってくらい違う世界。今回もオレ、ドラムも叩いてます。
その後はロンドン在住の名物ライター入江敦彦さんにいただいたケーキで打ちあがる。うまい。ロンドンに旨いものなしってよく言うけど、入江さんと知り合ってからは、旨いもん沢山食ってる。持つべきは地元の食通の友人。彼の書いた「京都人だけが知っている」という本までいただいて・・・ありがとうございます。これで京都も勉強たんとさせてもらいま〜す。
京都といえば、オフレコですが、某京都のAMラジオでレギュラー番組をやることが内定。詳細はまだいえませんが、ネットでも聴けるようにする予定っす。えへへ、楽しみ。
で、ラジオといえば、昨日はBBCラジオ3「JAZZ ON 3」のインタビューも。聞き手はギタリストのジョン・ラッセル。高柳昌行特集なのだそうで、1時間びっしり、高柳さんとのことについて話させてもらった。もちろん話せる範囲で、音楽的なことと、当時に日本の状況をふまえての位置づけを中心に。1時間でも時間がたりないくらいだったけど、いいインタビューだった。はじめてロンドンに来たころには、高柳とか阿部薫の名前を出してもだれひとり知らなかったけど、やっとこうして紹介されるようになってきた。うれしいかぎり。
放送時間は30分程度、どう編集するのかな。ってかそもそもオレの英語だからねえ。うまく編集してくれるといいけど。
オンエアは2月25日23時15分から。それ以降の7日間はhttp://www.bbc.co.uk/radio3/jazzon3 で聴く事できるそうです。
しかしだ、日本のラジオ局って一度でも高柳昌行特集とかってやったことあるんだろうか?
「日本では高柳はちゃんと評価されているのか」という質問に
即座に「NO」と答えてしまった。
スポンサーを気にしなくていいNHKのFMとかで、本当はしっかりとこうした日本の初期のフリーミュージックの特集をしてもいいはずなんだけどねえ。そういう気骨のあるプロデューサーはいないのだろうか。
とまあ、文句たれてても仕様がないので、春からはじまるラジオ番組をお楽しみに。
写真はcafe OTOのサウンドチェック、ロンドンの古本屋にはまりまくるFENのヤンジュンとハンキル。そして上は僕らが宿泊してる小奇麗なホテル。実に居心地がいい。
今日はcafe OTO2日目。かなり人来そうですので、早目のお出かけを。