イタリア時間午前4時

1時間の仮眠のあと、朝5時にロンドンを発って、ボローニャの空港に昼到着・・・のはずが外は雪景色、おまけにみぞれまじりの冷たい雨。ここは本当にイタリアだろうかと一瞬不安になるも、満面の笑みで出迎えてくれたオーガナイザーからいきなり「さあ昼飯にしよう」といわれ、おまけに迎えに来てくれた車のドアが閉まらないに至って、僕らはイタリアに来たのだと確信しました。


車で1時間半(昨日数時間って書きましたがウソでした)、目的地のフォルリに到着。ここはムッソリーニに出身地だそう・・・どうでもいいけどさ、そんなこと。
で、すぐにレストランに直行。小魚とトマトのパスタ、白身魚のリゾット、ルッコラのサラダ、グリルトマト・・・あ〜〜もう、ほとんど寝てないことなど忘れるてしまう美味さ。うまい食事はココロもカラダも覚醒させてくれる。
ハンキル、ヤンジュンともにイタリアははじめて。ふたりともうれしそう。


2時間の仮眠のあと欧州ツアー中のホン・チュルキと合流、4人でサウンドチェック。
そして再び会場の上にある食堂で主催者やスタッフとともにホームメイドクッキングの夕食。チーズ味のラビオリ、各種プロジュート、手作りのパン数種類、ミックスサラダ、ヨーグルトのようなチーズのようなものやら、レンズ豆の煮込みスープパスタ、そして各種チーズにナッツの入ったジャラートやケーキのドルチェ・・・と次から次えと際限なく出るわ出るわ・・・美味いもんの応酬。


あまりに美味くて幸せなのと、寝不足と食い疲れが同時にやってきて、どう対処していいのかわからない不思議な感情に陥りながらの本番。例によってイタリアのお客さんは非常に熱く、この種の演奏でも、途中で気分が高揚すると拍手したり叫んだり。ますますココロの置き場に困りながらも、1時間の演奏+10分のアンコールは、たぶんロンドンとはまったく別のテンションのライブになったのではないだろうか。



とにもかくにもやりきりました。これでやっとベッドで寝れる。



ちょっとネットのつながりにくいところなので写真やイタリアのフェスのこと等々はまた後日。
とりあえずは寝ます。
チャオ、チャオ・・・おやすみなさい。