雪が降っても南の島

昨日は昼から明け方までスタジオでカンヅメ。
16人もの打楽器やホーンセクションを中心としたメンバーと篠崎誠監督の「東京島」の録音でした。昨日の16人に加え、次回の録音ではさらにストリングスを中心にした17人ものメンバーがオーバーダブで加わる予定。これまでわたしがやった映画音楽の中でも一番の大編成。大編成でなくては出ない音、響きというのがあって、音が出た瞬間はおもわずうれしくて声が出てしまった。



昨夜はもうひとつ、このメンバーに残ってもらい、俳優座の芝居「兵器のある風景」の音楽の録音も。原作はジョー・ペンホール。演出は燐光群坂手洋二さん。坂手さんとの仕事は十数年ぶり。
http://www.haiyuzagekijou.co.jp/produce/
演奏メンバー等の詳細は後日アップします。すごい音楽になってますよ。



南の島の音楽を録音してる間に雪がつもり、見えない戦争の音楽をやってる間に、雪はすっかりとけておりました。



今日は再び「アブラクサスの祭」の音楽と、東京島の次の録音プランを並行作業しつつ、6月に予定してる新しいオーケストラのライブ企画会議。
綱渡りのスケジュール。