わたしたちののぞむものは

otomojamjam2010-03-16

グッドニュース!  先日ここで紹介した『音遊びの会』の東京公演、ダブルブッキングの危機を乗り切り、21日22日ともに出演可能になりました。
まあ、オレがいようがいまいが、子供たちの強烈な即興演奏にはなんの変わりもないとは思いますが、でも両日とも出れて誰よりも嬉しいのはオレ自身です。一昨日も日帰りに神戸にリハにいってきましたが、もうほんと腰を抜かすような演奏のオンパレードです。実際にパレードもやります。開催まであと1週間、どうかおたのしみに。
http://www.3331.jp/schedule/000018.html



さて今日はというと、今月に入りやっていた映画『東京島』の録音、ミックスがすべて終了しました。エンジニアの葛西くんはほとんど寝てないんじゃないかな。ほんとお疲れ様! 実にいい仕事でありました。
総勢三十数名によるビッグアンサンブルでの録音はものすごい迫力であります。自信作。テーマ曲だけでもいますぐ、みなさんに聴かせてあげたいくらい。メンバー等の詳細は後日。
こうして、昨年秋からやっていた映画が1本、手をはなれていく。
公開は今年8月末の予定なんで、初夏にはきっと番組宣伝で音楽聴けると思います。



アブラクサスの祭』のほうも着々と作業進行中。とにかく通常の劇伴音楽だけではなく、ノイズ録音に懲りまくってるくせに、前衛映画とかではなく、あくまでもオーソドックスな映画ってころが素晴らしい。加藤直輝監督、弱冠29歳、初監督作品にしてこれだからねえ。末恐ろしい。
実は、オレのミスで録音部の松本さん、照井さんに余計な負担をかけてしまい、少々落ち込む。これだけ長くやってるくせに情けないです。ほんとごめんなさい。二人の尽力で幸い本編の内容に影響がおよばずほっとする。その松本さんと監督のアイディアで、ともさかりえさんがバイクに乗ってるシーンにつける音楽を急遽わたしのアコギソロに変更。これがあまりに良くてびっくり。いける、いけるぞ・・・と思わず独り言。なぜか映画につくときだけは、自分のアコギが好きになれる。



映画といえば6月に公開をひかえた『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のエンディングテーマがyoutubeにアップされています。
歌は阿部芙蓉美、演奏は大友良英(el-g,アレンジ) 勝井祐二(el-violin) 松本治(tb) 江藤直子(org) 西村雄介(b) 芳垣安洋(ds)。 監督大森立嗣、出演 松田翔太高良健吾安藤サクラ ほか。強烈な今現在の青春映画です。




ここで予告編も見れます。http://www.kjk-movie.jp/



今日16日は久々にライブ。新宿PITINNで梅津和時さん、鈴木正人さんと。
会場でお会いしましょう。