小さなフェス
こんばんわ。といってもこっちは午後2時。
南フランスのニームからパリに向かう高速列車からです。
どういうわけか今年の欧州の春は寒い。まだ皮ジャンが必要です。
昨夜はニーム郊外の小さなフェス、DELCOフェスのトリでソロを。
地元の人たちが毎年、力をあわせてやってる、こうした小さいフェスがオレは大好き。欧州にはそういうフェスが今も結構ある。彼らと話をしたり一緒に食事をしているだけでも気持ちが開けてくる。そんな人たちが1年近い準備期間をかけて、結構なお金を使ってオレをわざわざ日本から呼んでくれるわけで、それだけでも気持ちがひきしまる。いい演奏しなくちゃ・・・って思うのだ。
ソロをやるときは、毎回自分の中でなんらかの新しい試みを入れて演奏をしようと心がけてるけど、今回は、久々にターンテーブルとギターを同時に演奏。
2000年代にはいってからは、大抵はターンテーブルとギターの演奏をわけてやってたので、少なくともソロでこのやりかたではやってないんじゃないかな。とはいえ、かつてやっていたレコードのコラージュとは全然違う方法なんで、なんだか新鮮だった。「その街のこども」に出てくるゆったりした曲をギターでひきながら、すこしづつターンテーブル加えていったり。それがそのままフィードバックしたり。今自分に出来る最善。
写真はニームで食べた地元料理の牛スジの煮込み。うまかった。それから緑の飲み物は、南フランスでよく見かけるソーダ水。原液と氷のはいったコップが出てきて、炭酸水を自分で足しながら飲みます。これ飲むと南フランスに長く住んでる弟夫婦を思い出す。(あ、重いので写真はあとでアップします)
さて今夜はパリ郊外Montreuilにあるニューミュージックの老舗Les Instants Chavirésでソロ。友人たちとの久々の再会も楽しみ。