FEN 東アジアツアースタート

otomojamjam2010-09-13

ということで昨日からソウルに来てます。
FENのメンバーと会うのは半年振り。イタリア以来。
病気で休んでいたチーワイとは実に1年ぶり。


会うなり、例によって、メシと酒で朝の4時まで3軒もはしごし、
例によってハンキルの恋バナで盛り上がりました。みんなうれしいのです。
しかし、いつもながらソウルのメシは本当に泣けるくらい美味い。



シンガポール、北京、ソウル、そして東京と、別々の都市に暮らすメンバーで構成されるFENにはベースと呼べるような場所がありません。2008年夏のマルセイユで活動をはじめ、中国、イギリス、イタリア、スイス、日本、そして今回の韓国と、すでにいくつもの国で、都市でコンサートをやってきてますが、どこの街でやっても、いつも旅の途中。そしてこれからも旅を続けるしかないのが、このバンドの宿命でもあります。2010年も恐らくは東南アジアから欧州まで、台湾も日本も含め僕等はいろいろな都市で演奏することになるでしょう。


こんなバンドのアルバムを作るとしたら・・・この2年間、そのことをずっと考えていました。で、出た結論はこのバンドの活動を映画にすること。映画といっても従来の映画ではなく音楽を伝えるためのアルバムのような映画を作れないだろうか。ということで、今回から撮影クルーも一緒です。クルーといってもよくある映画のようなものでは全然ありません。カメラマン一名。録音はオレ。しばらくはずっとカメラにつけまわされます。
映画といっても、従来のような一人の監督がつくるシステムではなく、バンドのように何人かの人たちで集まって作るものに出来ればと、声をかけたのがKIKOEの岩井主税、ENSEMBLES'09のDVDを作っている石田悠介等数名の映像チームにFENのメンバーたちです。今回は石田くんがソウルにつきあってくれてます。
映画を作るに際してスタジオでの録音も予定していて、これが暫定的には最初のアルバムになると思います。そしてセカンドは恐らくは映画にような形をとることになると思います。


そんなわけでFEN、この先いよいよ活動本格化していきます。そなんあ中で、このFEN(Far East Network)と名付けられたバンドがなんなのか、これまでのバンド活動とは一味も二味も違う個性と音楽家聴こえてくるんじゃないかと思ってます。


まずは明日明後日はソウル公演。場所はArt Center Nabi



17日は明大前のキッドアイラックホール
18日は六本木のスーパーデラックスのFTARRI DOUBTMUSIC FESTIVALに出演します。


お見逃しなく!




FEN - Far East Network-東アジアツアー


大友良英(perc, guitar, turntable 東京)
YanJun (electronics, voice 北京)
Yuen Cheewai (laptop、piano シンガポール
Ryu Hankil (inside-clock、typewriter ソウル)



9月14〜15日 ソウルArt Center Nabi
http://nabi.or.kr/english/about/map.nab


9月17日(金曜)明大前 キッドアイラックホール
19時開場 19時半開演
料金前売り2300円 当日2800円


9月18日(土曜)六本木 スーパーデラックス
FTARRI DOUBTMUSIC FESTIVAL
詳細はフェスのサイトを、FENの出演はラストの予定。
http://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/20100901
http://www.ftarri.com/festival/2010/index.html