香港から

otomojamjam2007-01-02

飛行機のディレイで、予定より大分遅れて香港に到着。何年ぶりだろう。深夜の香港島をタクシーで走ったけど、よく来ていた90年代初頭とあまり変わっていないような気がするのは深夜だからかな。気温は20度。湿度が高いんで汗ばむ。これこれ、この多湿な感じ、懐かしいなあ。ホテルの部屋にはクーラーまで入っている。


銅羅湾のホテルに到着後、ひとりでぷらぷらと昔よく行った深夜もやってる安飯屋に。ここで、なつかしの「西炒飯」を。これ、日本で言うとケチャップで炒めたチキンライスといった外見なんだけど、普通の炒飯のように卵や叉焼、海老なんかがはいっていて、通常の香港風炒飯にトマトと甘くないケチャップが入ったかんじかな。え?っておもうかもしれないけど、これ、結構はまります。B級グルメみたいな話だけど、あるとき、たしかアンホイ監督の「阿金」の音楽を作っているときだから10年ほど前、泊まっていたホテルの隣にあった安飯屋のメニューにあった西炒飯が気になって、試しに注文してみてはまってしまった。 香港の安飯では、叉焼飯、鴨飯なんかとともに好きな一品。食い物の旨い街は、安い飯屋でも、高級なレストランでも等しく旨い。




さて、明日からは、オレを映画の世界に引き込んだ張本人、「虎度門(喝采の扉)」の監督でもあり、田壮壮監督の「青い凧」の裏のプロデューサでもある香港ニューシネマの重鎮、シュウケイ(舒蒞)監督の企画で、こちらのカレッジで講義をやる。
もぐりこめるかどうかはわからないけど、無論広東語ではなく英語で講義をやるので、もし香港在住で興味ある人は覗くのもありなんじゃないかな(もし、本当に覗きたい人がいればメールください、右の回っているタンテをクリックするとメルアドがでます)


Hong Kong Academy for Performing Arts
香港演藝学院
http://www.hkapa.edu/,


International Master Class Series
國際大師班系列


Otomo Yoshihide
on Sound and Film Music
大友良英 談 音響與電影音樂


Wednesday, January 3, 20007 1月3日 (星期三)
2:30-5:30 p.m. TV Studio, F/TV
Screening of "Ten Years…and beyond" and Questions by Otomo F/TV 師生集體創作《十年 …and beyond》放映、大友問


Friday, January 5, 2007 1月5日 (星期五)
11:00 a.m. – 1:00 p.m. TV Studio, F/TV
Chinese Films x Japanese Music, My Composing Experience 中國電影、日本音樂:大友良英的配樂體驗


2:30 – 4:30 pm TV Studio, F/TV
Sound and Music for "Ten Year…and beyond": Possibilities & Explorations 給《十年 …and beyond 》配音作樂:即興與探索