めまいと聴力検査 そして女医さん

otomojamjam2008-12-05

めまいです。めっちゃグラグラします。



え〜、めまいがするくらい素敵な女性が目の前に現れたんならいいんですけどね。残念ながらそうじゃないのよ。あ、ってか、いや、あの職業柄か、めまいがするくらい素敵な女性はまわりに沢山いるのです。みんな魅力的で困るくらいです。が、いちいちめまいを起こしていたら仕事にならないので、普段はめまいを起こさないように、我慢と辛抱をして、本当は大きな目を薄目にして生きてきたわけです。あれ、めまいにかこつけて、なに、いいかげんなこと書いてるのだオレ。グラグラ〜〜〜〜



え〜と、長年そうやって我慢しつづけたせいだと思うのですが(完全にうそ)、数日前にめまえで起きれなくなってしまいました(これはホント、今更だれも信じてくれないでしょうが)。幸い、1日寝たらかなりよくなったんですが、でもやっぱちょっとグラグラが残ってまして・・・。非常に気が小さくて臆病者のオレは、ネットでめまいの専門医というのをグラグラしながら調べてですね、そうしたら徒歩10分のところに、あるではありませんか。専門医。で、そこにいってまいりました。



めまいは基本的には耳鼻科なんですね。しらなんだわ。で、どんなおっかないおっさんの専門医が出てくるのかと思ったら、女医さん。しかも美しい。ここでまためまい(すいません、お約束のくだらいギャグで・・・なにしろ今もグラグラしてるもんで、かんべん、かんべん)




前ブリが長いがな、おっさん。ってことで、まあ、前ぶりが長いときは、オチはたいしたことがないもんです。いろいろ検査の結果は『良性突発性頭位眩暈症』・・・はじめて聞く単語ですが、まあ良性ってとろで一安心。ほっておいても2週間くらいで治るらしい。



めまいは聴力なんかにも関係するらしく、聴力検査もすることに。





今度は多分50代の素敵な女性の検査士さん
「はい、ではこれかぶって、音が出たらボタンおしてくださいね」
プチ(これボタン押す音)
「あれ、もう聞こえてらっしゃいます?」
「はい、このピ、ピって言ってる音のことっすよね」
「あら、耳いいですね」
なんてことを何回もくりかえして検査終了。





ふたたび女医さんによびだされまして
「耳の方は大丈夫ですね」
「え〜と、聴力かなり落ちてると思うんですが、本当に大丈夫ですか?」
「これで落ちてるんだとしたら驚異的な数字ですよ、小学生でもここまでの数字でませんから」
「いや、そんなはずないと思いますけど、オレ、もうこの10年、15Khz以上は聴こえなくなっていてショックなんですけど」
「15k・・・って、大友サン、なにかそちらの専門の方?」
「あ、その音楽とか録音のほうをちょいと」
「あら、そうですか。なら話がはやいですね。耳鼻科の聴力検査はそんな高いところではなくて上で8Khz、下は125Hzですから、15Khzとかは問題にしてません。そもそも大友さんの年齢だと、そのあたりは聞こえなくて当たり前です。それより8Khzが0以下のマイナスのデシベルで聞こえていることのほうが驚異的ですよ、こんな数字大人で見たことありませんもの」
「あ、え、そうですか?オレ優秀ですか? いや、まあ、その、それほどれも」




最近めっきり褒められることのかったオレは、もう多分、恥ずかしいくらい、この美しい女医さんの前で、まぬけな嬉しそうな顔をしていたに違いない。それにしても、耳、かなり弱ってきてる自覚があったんだけど、通常使う音域の最弱音をしっかりととらえていたってのは、やっぱ嬉しい。






嬉しさいっぱいで、スキップでもしたい気分で(いまどきスキップかよ)はずむように病院を出たんですが・・・、あれ、そういえばなにしに病院にいったんだっけ。そうだ「めまい」だった。ってか、まだお金はらってないし。処方箋ももらってないし。でもなぜか褒められた途端にめまいはとまっているし。あ〜〜情けないくらいのアホ。このアホな楽天的な性格のおかげで今まで、この過酷な四角いジャングルで死にもせずやってこれたのだ(すんません、意味不明・・・なにろ今もグラグラしてるもんで)



われに返り、お金をはらって、処方箋を持って薬局にいく頃には、またうっすらとめまいがカムバックしてまいりまして・・・。夏からず〜〜〜っと続いている右手のしびれや痛みといい、やっぱ、ちょっと働きすぎたツケかもしらんなあ。それとも今までいろいろと人に迷惑をかけてきたり、言いたいこと言い過ぎたり、そこいらじゅうで重ねてきた悪行のバチかあたったのかもしれない。自戒せよ、自戒せよ! 今更遅いかもしれないけどご迷惑をかけてきたみなさん、どうかご勘弁を。