音楽は誰にも裁けない!

otomojamjam2009-02-19

実に嘆かわしい。早々ブログに書こうとおもったら、もうオレが言いたいことは、この2人が書いてますね。
http://onojima.txt-nifty.com/diary/2009/02/post-b3b9.html
http://d.hatena.ne.jp/doubtwayoflife/20090218
さすが、怒れる中年 沼田順。いけいけ! オレはそういう沼田っちや小野島さんが大好き。 



あ、余談だけどさ、この「はっぴいえんどトリビュートBOX」の微妙なデッサン具合がすきなんですよ。オリジナルと比べると、なんでだかとっても幸せになる。僭越ながら、オレもこんなかで名曲「風をあつめて」をカバーしてるんだけど、これも微妙にデッサンの狂ったカバー。オレここではじめてアコギのソロを録音したんだけどさ、微妙に狂ったカバーになってるのは狙ってやったんじゃなくて本気でやってそうなっただけ。でも自分ではとても気にいってる。だいたい、なんの狂いもないものなんて音楽にする必要ないと思うけどね。この世が、もし品行方正な音楽ばかりになったら、オレは間違いなく生きていけなくなる。


ヘロインをやりまくってたチャーリー・パーカーや、コカインが大好きだったマイルス、ドーピングで死んでしまったジミヘンや阿部薫とか太宰治とか。彼らのアルバムや本がドラッグをやってたって理由で発売停止になったりしたことないと思うけどね。 あ、太宰はドーピングじゃなくて心中か。
大麻所持が法律に触れているということで制裁が下るとしても、それをやるのは裁判所なりの司法当局の役目であって、レコード会社の役目ではないはずだ。CDを買う買わないは消費者がきめればいい。オレはそんな理由で聴く音楽はえらばない。



ということで、レコード会社が鈴木茂の諸作品を出荷停止にしてることに反対します!


法律は人を裁くことはできるかもしれないが、音楽を裁くことは出来ないはずだ。